TOP/海外インターン体験談(タイモブログ)を読む/台湾の体験談:台湾って中国語?
みなさんこんにちは。
新しくタイガーモブのインターンシップに挑戦する山本大志です。
今回は、中国大陸の中国語と台湾の中国語の違いについて紹介しようと思います。
・台湾の中国語
台湾の中国語は中国大陸のものとは少し違います。話し言葉はほとんど同じですが、文字が違います。
大陸の中国語→简体字(中国政府が識字率向上のため制定した文字)
台湾の中国語→繁體字(オリジナルの中国文字)
もともと中国でも台湾と同じ文字を使っていましたが、1949年の建国後識字率向上のためシンプルでわかりやすい言語を当時の国家が半ば無理やり導入しました。その後それが定着し、今の大陸中国語となりました。
発音に関してもかなりの違いがあります。まず最初に、僕たちが一般的に中国語と呼んでいるのは中国のどの地域のものか知っていますか?
多くの人が北京で話されている北京語が中国の標準語だと思ってますが、実はそれは大きな間違いです。逆に、北京語は中国にある多くの方言の中でもかなり聞き取りにくい方言にあたります。
中国の標準語は北京よりも北からロシアまでの地域で話されているものとされています。しかし、テレビ番組などの多くは、北京や上海出身の人が多くを占めるため、その標準語を聞く機会はあまり無いです。
ここで台湾中国語はというと、発音は中国の南の方と似ており、中国人よりも話すのがゆっくりです。
台湾人と中国人はコミュニケーションに違いはありませんが、中国人は話すのが速く、また地域によって発音にクセがあるため、台湾人でも中国の発音が聞き取れないことがあるそうです。
また、台湾人しか使わない単語もあるため、そういったところから見ると、台湾中国語は、中国語から派生してできた一種の方言と捉えるといいと思います。
中国と台湾の言語的な違いについて、正確に知ってる人はまだ少ないと思うので、理解の参考になればと思います。
大志
お気に入り登録数:1
この海外インターン体験談(タイモブログ)のインターンシップ情報 台湾で日本企業のEC進出の支援を行う企業でのインターンシップ
日本と台湾の架け橋
職種企画・マーケティング
日本とここが違う!?出発前に知っておきたい台湾の常識とは!!
職種企画・マーケティング
知らないと損!? 台湾基本情報‼
職種
「懸け橋」を目指す前に、、、台湾と日本の商習慣の違い!
職種
台湾人はなぜ親日的なのか?
職種企画・マーケティング
PAGE UP