TOP/短期プログラムを見つける/【7/31-8/1】ポストアパルトヘイト時代を生きる南アフリカ人と出会う -分断をつなぐ対話のチカラ
世界の出来事がジブンゴトになる瞬間って何でしょうか?当事者と、同じ人間同士対話することが、ひとつのステップだと思います。今回は、平和・分断・和解をキーワードに、近代史でも大きな意味を持つ、ポスト・アパルトヘイトを題材に、当事者との対話を通して学びを深める特別プログラム。
世界には、多様な人々が生きていて、さまざまな地域が、それぞれの課題を抱えています。
しかし、ニュースやSNS、教科書を通して触れるような、物理的に遠い地域や、文化圏が異なる人たちのストーリーは、なかなか自分事にとらえることは難しいかもしれません。
タイガーモブでは、世界40か国以上に人々を送り出してきました。
一度異国に足を踏み入れ、そして現地の人と交流し、そのやさしさに触れた人は、その地を去った後でも、その地域の出来事が自分事として感じるようになります。
物理的に人の移動が難しくなった今。そんな中でも、インターネットを駆使し、人と人がつながることで、できることがあるのでは?そうして生まれたのが、人と人の「対話」にフォーカスをした、この特別プログラムです。
1994年、南アフリカでは初の民主的な選挙が行われ、ネルソン・マンデラが黒人初の大統領となりました。
それまで、半世紀以上にわたり人種隔離(差別)政策と言われるアパルトヘイトが実施されており、非白人、特に黒人の権利は著しく侵害されていました。住居、職業、移動の自由、教育、選挙権、公共サービス…あらゆるところで差別がされていたのです。
民主化された今、レインボー国家として、多様な人が住む新しい国家として再出発しましたが、現在も世界トップクラスの格差大国でもあり、所得や失業率、進学率の人種間格差も今だ残っています。
分断された時代の後、人々は何を思うのでしょうか?
――――
私たち人類は、分断と和解を繰り返してきました。
自分たち(us)と他者(them)の間に線引きをし、他者に対するちいさな偏見が、差別となり、時に虐殺といった悲劇を生むこともあります。
それは国家規模、民族規模のこともあるし、学校や職場など身近なコミュニティでも起こりえます。
実際に当事者との対話を通して、分断、そして和解を考えます。
そして、私たちの身近な問題にも着目し、これからのアクションを考えましょう。
<学びの4つのステップ>
1トピックごとに、
事前学習→ブリーフィング→ダイアログ→リフレクション
4つのステップを通して学びます。
・事前学習:トピックに関わる記事や動画を事前に共有するので、目を通してダイアログで聞きたいことなどを考えてきてください
・ブリーフィング:ゲストとの対話の前に、トピックについて、ゲストについての情報を共有、質問したい観点を事前に共有します
・ダイアログ:ゲストを招いて、対話を行います
・リフレクション:対話の内容を学びに変える、振り返りセッションを行います
<アパルトヘイトとその後の格差>
1日目:事前ブリーフィング
・アパルトヘイトの概要
・インタビューの問いを考える
2日目:
・アフリカ系南アフリカ人とのダイアログ
・ヨーロッパ系南アフリカ人とのダイアログ
・振り返りセッション:ダイアログから学びを抽出する
※言語に関して
・対話は基本的に英語で行います
・英語に不安がある方に向けて、チャットでスタッフが日本語のフォローを行います
> 【7/10-11開催】エルサレムをテーマにしたプログラムはこちら
・立場の異なる人との対話
・平和、分断、和解に関して、多角的に考える機会
・アパルトヘイトに関する理解
・英語でのコミュニケーション、ディスカッション
・基礎的なインタビューのスキル
・一定の配慮が必要な方との対話の経験
・平和について考えたい
・世界の出来事を学びたい
・対話を通して、分断や和解について考えたい
・教科書の出来事を、ひととの交流を通して自分事としてとらえたい
すべて17:00-19:30
※接続の都合上、若干時間が延長される可能性があります
・日常会話レベルの英語力
・英語でコミュニケーションをしようとする気持ち
・オープンマインド
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主催:タイガーモブ株式会社
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【案内人紹介】
<タイガーモブ株式会社 伴優香子>
南アフリカヨハネスブルグから、海外リモートワーク。オンラインでもオフラインでも、世の中の人の視野・世界を広げ、新しい挑戦をするお手伝いをしつつ、Webメディア「チャリツモ」でコンテンツライターとしても活動。2021年より、南アフリカにあるUniversity of the WitswatersrandでCritical Diversity Studiesを学ぶパートタイム大学院生でもある。
国際基督教大学卒。在学中は中東地域に関わる学生団体の代表と務め、2014年の夏にはイスラエルのキブツの食堂で働き、ガザ紛争の一部始終を身近で体験する。卒業後は、株式会社日立コンサルティングの公共コンサルティング本部にて、公共制度輸出案件、ドローン事業企画などに関わる。在職時に内閣府「世界青年の船」に日本代表青年として参加。退職後、アフリカ放浪を経て、タイガーモブにジョイン。
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