TOP/海外インターンシップを見つける/ミャンマーの海外インターンシップ一覧/【4/11~分断を繋ぐアートの力】ミャンマーに平和を/オンラインプログラム
2021年、軍事クーデターにより、ミャンマーの人々の生活は一変しました。多くの人が命を失い、今も危険に晒されています。世界では分断や和解が繰り返し起こっています。平和のために、私たちは何ができるのでしょうか。今回は、ミャンマー人アーティストのカミズさんをお呼びして、アートと対話からアプローチします。
世界は分断と和解を繰り返す。
対話を通して、分断の当事者の人と繋がり、平和を考えるプログラムの特別版。
今回は、アートの手法を活用し、平和について探究します!
紛争や争い、クーデターなどが起こった時、いつも犠牲になるのは一般の人々です。
今回は、ミャンマーでアートにかかわる人々の視点から、ミャンマーの軍事クーデター、それによる人々の生活の変化、そしてこの分断を癒すために、私たちができることを考えます。
今回は、ミャンマー出身のアーティスト・カミズさん(仮名)を招いて、対話とアートワークショップを行います。
分断が起こっているのは、ミャンマーだけではありません。
人間と人間として、交流や表現を通して、分断と和解、そして平和について考えます。
■カミズさんプロフィール
アーティスト、アート・セラピスト。20年以上にわたってビジュアルアートの分野で活動し、国内外のアートプロジェクトやワークショップに参加する。アートは誰にでも平和と心の安らぎ(マインドフルネス)をもたらすことができると強く信じており、本人が気づいていなくとも、視点を変えればすべての人間がアーティストであると言う。アートが感情の旅として、人と人との交流、また人が自分自身や他者、そして自然とつながるためのプラットフォームとなることを願っている。作品はリサーチに基づき、手法は絵画やドローイングに限定されない。これまでにミャンマー、日本、マレーシアで4回の個展を開催したほか、多くの国際芸術祭、アートフェア、アーティスト・レジデンシーに参加。グループ展への出展はミャンマー、オーストリア、日本、香港、タイ、インドネシア、マレーシア、シンガポールなど20回以上を数える。近年は表現療法のスペースを設立し、アートとヒーリングのワークショップやプログラムを主催している。
<このプログラムでできること>
・遠く感じるかもしれないミャンマーのことを知る
・異なる人と繋がる
・同じ人間として対話する
・表現し、平和のためにアクションする
<プログラム概要>
Day 1:【知る】ミャンマーの今~軍事クーデターを受けて(無料イベント・日)
1日目のみ参加の場合はこちら
講師:居原田遥さん(キュレーター)
・ミャンマーの軍事クーデターの背景
・今起こっていること
・人々の暮らし
・アーティストの活動
■居原田さんプロフィール
1991年沖縄県生まれ。東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科アートプロデュース専攻博士後期課程在籍、日本学術振興会特別研究員(DC1)。東南アジアの美術や文化的アクティビズムを研究対象とし、沖縄を含むアジアのアートの展開に関する実践研究を行う。また同対象の美術・映像・映画等の作品制作のコーディネートをはじめ、キュレーターとして活動。主な企画に、ドキュメンタリー映画『CONSTELLATION』(中森圭二郎監督)企画・制作(2016)、「美しければ美しいほど」企画(原爆の図 丸木美術館、埼玉、2018)「HOTEL ASIA Unidentified Landscape 2018」キュレーション(沖縄、福岡、重慶市・中国 他、2019)、「白川昌生個展 ここが地獄か、極楽か。」キュレーション(原爆の図 丸木美術館、2021)、「琉球の横顔ー描かれた「私」からの出発」(沖縄県立美術館・博物館、2021)企画協力など。
Day 2:【対話する】アーティスト、カミズさんとのダイアログ(英+日サポート)
カミズさんをゲストに招いて、アーティストとして、一ミャンマー人として、参加者とともに対話する
・カミズさん本人によるイントロダクション
・参加者からの質問、対話
Day 3:【表現する】アートワークショップ by カミズさん(英+日サポート)
・表現アートセラピーのワークショップを実施
自分にとって「死」がもつ意味を考え、それを基にマスク(仮面)を作ります
Day 4:【アクションする】ミャンマーの平和のために私たちができること(任意)
・3日間のリフレクション
・アクションプランの発表
<協力>
展覧会「Masking/Unmasking Death 死をマスクする/仮面を剥がす」
企画監修:居原田遥(キュレーター)
アーティスト:カミズ
企画協力:TERASIA
会期:2022年5月1日(日)- 5月10日(火)10:00~17:00 会期中無休
会場:東京藝術大学大学美術館 陳列館2階
https://terasia.net/projects/exhibition-mask/
・平和、分断、和解に関して、多角的に考える機会
・ミャンマーに関する理解
・軍事クーデターが起こったミャンマーの現状・背景について理解を深める
・アートを使ったコミュニケーション、癒しに触れる
・表現をしてみる
・英語でのコミュニケーション、ディスカッション
・平和について考えたい
・世界の出来事を学びたい
・アートの可能性を探求したい
・対話を通して、分断や和解について考えたい
・世界の出来事を、ひととの交流を通して自分事としてとらえたい
すべて20:30-22:30
※接続の都合上、若干時間が延長される可能性があります
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主催:タイガーモブ株式会社
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【案内人紹介】
<渡辺真帆>
東京外国語大学アラビア語専攻卒。在学中、パレスチナに1年間留学。豊かな自然や生活文化、占領下でしなやかに生きる人々の強さと温かさに魅せられる。タイモブ伴さんに出会ったのも留学中。現在はフリーランスで、通訳・翻訳の他、アートプロジェクトの企画・制作等を行う。2020年に始動したアジアの協働プロジェクト「テラジア|隔離の時代を旅する演劇」を通してカミズらミャンマーのアーティストと出会い、他タイ・インドネシア・ベトナムのアーティストらと共に活動を展開中。
<タイガーモブ株式会社 伴優香子>
南アフリカヨハネスブルグから、海外リモートワーク。オンラインでもオフラインでも、世の中の人の視野・世界を広げ、新しい挑戦をするお手伝いをしつつ、Webメディア「チャリツモ」でコンテンツライターとしても活動。2021年より、南アフリカにあるUniversity of the WitswatersrandでCritical Diversity Studiesを学ぶパートタイム大学院生でもある。
国際基督教大学卒。在学中は中東地域に関わる学生団体の代表と務め、2014年の夏にはイスラエルのキブツの食堂で働き、ガザ紛争の一部始終を身近で体験する。卒業後は、株式会社日立コンサルティングの公共コンサルティング本部にて、公共制度輸出案件、ドローン事業企画などに関わる。在職時に内閣府「世界青年の船」に日本代表青年として参加。退職後、アフリカ放浪を経て、タイガーモブにジョイン。
<協力>
展覧会「Masking/Unmasking Death 死をマスクする/仮面を剥がす」
企画監修:居原田遥(キュレーター)
アーティスト:カミズ
企画協力:TERASIA
会期:2022年5月1日(日)- 5月10日(火)10:00~17:00 会期中無休
会場:東京藝術大学大学美術館 陳列館2階
https://terasia.net/projects/exhibition-mask/
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