ジャカルタイモブ祭で出会ったタイモブ生から得たこと(第一弾)

 

みなさんこんにちは！！

ジャカルタ投資会社でのインターン生活も残り8日となりましたさゆです。

 

今回はジャカルタイモブ祭でお会いした2人のタイモブ生から得たことについてブログを書かせていただきます。(タイモブ祭：東京編)

 

2回の投稿に分けて紹介させていただきます。

まずは1人目、加藤楓さん(写真左)についてです！

 

<加藤楓さん>

 

高校2年生の夏から休学して、アメリカケンタッキー州の公立高校に留学。1年後帰国し、復学後、日本の高校を卒業。立命館大学経営学部国際経営学科に入学。大学1年生の11月に菊さん(タイガーモブ代表：菊地恵理子さん)と出会い、数ヶ月後には休学届を書き終え、大学2年生1年間休学。2014/5~2015/2の10ヶ月間、台湾のIT企業 でインターン。2015年4月から立命館大学に復学。

 

▼『問題のないことが問題』であることに気づかされた台湾でのインターン

　楓さんは台湾にてインターンを10カ月していたわけですが、それは現タイガーモブ株式会社の前身であるAJITORAのときに海外インターンに行った先輩が少ない初期でした。

 

　台湾でインターンを始めて早5カ月の前半戦が終わろうとしていたとき、各国に派遣された学生たちによるSkype会議が行われました。

楓さんの発表になったときに、楓さんはこう言いました。

 

「特に問題はありません。」

 

このとき、何かしらあるでしょうという周りからの問いかけに対しても何も浮かばなかったそう。

すると

「何も問題が浮かばないことが問題ではないか」

 

という問題を指摘されたそうです。

 

つまり

「問題が起こらないように悠々と仕事をしている」

「自分が壁にぶつかるような行動をしていない」

ということにそのとき『初めて』気づかされたそうです。

 

オフィスのパソコンの前で涙を流し、菊地さんに助けを求めた時に指摘されたことは

「かえでの問題は社長とのミスコミュニケーションにある」

ということ。

 

社長に何も言わずに仕事をする様子から、

「この子はこれしかできない」

「これで満足している」

と思われていたそう。

 

10カ月という期間の前半戦をそれで過ごしてしまったため、残りの後半戦を変えなければと思った楓さん。

 

次の日、早速社長のもとに行き、

「あの、私もっと他にもいろいろできるんですけど」

「こういうこともやってみたいんですけど」

という話をしたところ、

社長からの「ぜひやって！！！！」

という思いがけない返答。

そして後半戦、インターンへの意識や仕事内容が大きく変わっていったそうです。

 

　仕事への取組みが劇的に進化した要因は

「自分の取り組みを誰かに話すこと」

「考えを言葉にして共有すること」

というなんともシンプルだけど当たり前すぎて忘れてしまいがちなことでした。

 

　ジャカルタで働いていると、ミスコミュニケーション(意図していたことが相手に伝わっていないこと)はよく起こることです。まして言語が違うとなおさらのこと。

しかし、それは言語云々に関わらずインドネシア人同士、日本人同士でも実際に起きていること。

　自分の意志を伝えること、考えを言葉にすること、当たり前のことだけど、みんながいつも当たり前にできるわけではないこと。

　ちょっと疑問に思ったことも、黙っていれば今まで通り。でもそれでいいのかな。それで自分は本当に納得しているのかな。

そんな風にふと考えてみるといいのかもしれないですね。

 

 

　私もこれから生活していく中で、しっかり自分の考え・意志を伝えることを怠らないようにしようと思いました。

　それは私がここに存在することを表す一つの方法であると思うからです。

 

　みなさんも自分の取り組みを誰かに話すことで

・初めて気づかされる発見がある

・いいアドバイスがもらえる

かもしれないし、

　自分の意志を共有することで

・新しい行動につながる

・新たな信頼関係が気づける

かもしれない！！

 

今取り組んでいること、ずっと疑問に思っていたこと、考えていること、今日誰かに話してみてください。

今までとは違う何かが起きると思ってトライしてみたらきっとすてきなことが待っていますよ！！

 

ここまで読んでくださりありがとうございました。

 

次回は2人目のタイモブ生、不動産会社でインターン中の宇根和孝くんについて書かせていただきます！！

 

 

 

さゆ@インドネシア

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