TOP/短期プログラムを見つける/【1/8-9】ルワンダ虐殺の被害者に出会い、平和を考える -分断をつなぐ対話のチカラ
世界の出来事がジブンゴトになる瞬間って何でしょうか?当事者と、同じ人間同士対話することが、ひとつのステップだと思います。今回は、平和・分断・和解をキーワードに、近代史でも大きな意味を持つ、ルワンダ虐殺を題材に、当事者との対話を通して学びを深める特別プログラム。
世界には、多様な人々が生きていて、さまざまな地域が、それぞれの課題を抱えています。
しかし、ニュースやSNS、教科書を通して触れるような、物理的に遠い地域や、文化圏が異なる人たちのストーリーは、なかなか自分事にとらえることは難しいかもしれません。
タイガーモブでは、世界40か国以上に人々を送り出してきました。
一度異国に足を踏み入れ、そして現地の人と交流し、そのやさしさに触れた人は、その地を去った後でも、その地域の出来事が自分事として感じるようになります。
物理的に人の移動が難しくなった今。そんな中でも、インターネットを駆使し、人と人がつながることで、できることがあるのでは?そうして生まれたのが、人と人の「対話」にフォーカスをした、この特別プログラムです。
1994年、世界を震撼させた出来事が、東アフリカの小国、ルワンダで起きました。
植民地支配から独立したルワンダですが、1994年、当時の大統領が乗った飛行機が墜落したことが引き金となり、兼ねてから緊張状態に合ったフツ族とツチ族の対立が、大量虐殺に変わったのです。
現在は、「アフリカのキセキ」と言われる経済発展を遂げたルワンダですが、虐殺からまだたったの27年。人々の心の中には大きな傷があります。
近所の顔見知りまでが殺害に加担したという、きわめて悲惨な出来事を、ルワンダの方はどう乗り越えているのでしょうか?
(※:国連によると、推計によると100万人以上が亡くなったとされています)
今回のプログラムでは、虐殺のサバイバーとして、キガリ市のジェノサイドメモリアルでガイドとして働いている方に話を聞きます。
平和や和解をキーワードに、これからの生き方を考えます。
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私たち人類は、分断と和解を繰り返してきました。
自分たち(us)と他者(them)の間に線引きをし、他者に対するちいさな偏見が、差別となり、時に虐殺といった悲劇を生むこともあります。
それは国家規模、民族規模のこともあるし、学校や職場など身近なコミュニティでも起こりえます。
実際に当事者との対話を通して、分断、そして和解を考えます。
そして、私たちの身近な問題にも着目し、これからのアクションを考えましょう。
<学びの4つのステップ>
1トピックごとに、
事前学習→ブリーフィング→ダイアログ→リフレクション
4つのステップを通して学びます。
・事前学習:トピックに関わる記事や動画を事前に共有するので、目を通してダイアログで聞きたいことなどを考えてきてください
・ブリーフィング:ゲストとの対話の前に、トピックについて、ゲストについての情報を共有、質問したい観点を事前に共有します
・ダイアログ:ゲストを招いて、対話を行います
・リフレクション:対話の内容を学びに変える、振り返りセッションを行います
<Theme1: ルワンダ虐殺からその後の和解>
1日目:事前ブリーフィング
・ルワンダ虐殺の概要
・インタビューの問いを考える
2日目:ダイアログ・振り返り
・被害者とのダイアログ
・振り返りセッション:ダイアログから学びを抽出する
<講師>
クロード・ムガベさん(Claude Mugabe)
8歳だった1994年、ルワンダでジェノサイド(大虐殺)が起きた。同国東部州に家族と暮らしていたが、父や4歳の妹、多くの親類が殺された。サバイバー(生存者)の立場で、首都キガリ市にあるジェノサイド記念館でガイドを務め、ルワンダの経験や、自身の体験を語り続けている。
※言語に関して
・対話は基本的に英語で行います
・英語に不安がある方に向けて、チャットでスタッフが日本語のフォローを行います
・立場の異なる人との対話
・平和、分断、和解に関して、多角的に考える機会
・ルワンダのジェノサイドに関する理解
・英語でのコミュニケーション、ディスカッション
・基礎的なインタビューのスキル
・一定の配慮が必要な方との対話の経験
・平和について考えたい
・世界の出来事を学びたい
・対話を通して、分断や和解について考えたい
・教科書の出来事を、ひととの交流を通して自分事としてとらえたい
2022年1月8日(土)-9日(日)
※スケジュール変更
1月8日のコンテンツは録画教材で実施します。
実際にオンラインでZOOM接続するのは、9日の17:00-19:30となります
1月9日17:00-19:30
※接続の都合上、若干時間が延長される可能性があります
・日常会話レベルの英語力
・英語でコミュニケーションをしようとする気持ち
・オープンマインド
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主催:タイガーモブ株式会社
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【案内人紹介】
<タイガーモブ株式会社 伴優香子>
南アフリカヨハネスブルグから、海外リモートワーク。オンラインでもオフラインでも、世の中の人の視野・世界を広げ、新しい挑戦をするお手伝いをしつつ、Webメディア「チャリツモ」でコンテンツライターとしても活動。2021年より、南アフリカにあるUniversity of the WitswatersrandでCritical Diversity Studiesを学ぶパートタイム大学院生でもある。
国際基督教大学卒。在学中は中東地域に関わる学生団体の代表と務め、2014年の夏にはイスラエルのキブツの食堂で働き、ガザ紛争の一部始終を身近で体験する。卒業後は、株式会社日立コンサルティングの公共コンサルティング本部にて、公共制度輸出案件、ドローン事業企画などに関わる。在職時に内閣府「世界青年の船」に日本代表青年として参加。退職後、アフリカ放浪を経て、タイガーモブにジョイン。
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