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メキシコ修行から帰還したちょんまげがクラウドホテルに出会うまで。

元ちょんまげ@メキシコ
  • 2017/11/13 00:00
  • メキシコ
  • 営業,企画・マーケティング,新規事業,社長直下
  • インターン後

 

こんにちは!今年8月中旬にメキシコでの1年間のインターンを終え帰国したこうきです。

 

 

 帰国後、何かしらの形でインターン前後のことを文章に起こして色々と整理しないとなぁとは思いつつ、日々の多忙にかまけてやらずじまいでした。そんな中Facebookでタイモブログリレーが爆発しているという投稿を発見。「あっ、これはちょうどいい機会。この際便乗して爆発しよう。」と思っただけで何もせず。しかし!燻っていた細い煙を見つけて導火線に火を点けてくださったのが、何を隠そうメキシコ行きを紹介してくれた我らが古田さん。ありがとうございます。

 

 そしてここまで繋げて頂いた前走者の方々、このような機会を頂きありがとうございます。今受け取ったバトンは絶対に落とさぬよう、しっかりと両手で鷲掴みにしております。少々走りづらくはありますが確実に次の走者に渡しますので皆さん、不細工なフォームですが最後まで読んで頂けると大変励みになります。また、せっかくですので追いかけ再生でも巻き戻しでも構いません。前走者の方々の走りもご覧頂ければさらに楽しめるかと思います。追いかけ希望の方はページ末にジャンプ↓↓↓

 

 

 

 さて、前置きはここまで。インターン前に書いたタイモブログでは色白塩顔男子と名乗っていましたが、メキシコという”未開の戦場”とインターン先であったEncounter Japanという、非常にいい意味での”トンデモ部隊”での戦いを経て、ちょんまげで帰国しました。が、そのちょんまげも過去のハナシ。日本での新しいスタートと共に散切り頭になりました。

 

 そんなセルフ明治維新真っ只中、タイモブコミュニティ底力の上澄み(自称)である三谷が、海外インターンのきっかけ、メキシコでの1年間を含め主にその後について認めたいと思います。

 

 

 

①インターン前。

 中学2年生の時、23歳にして24ヶ国へ渡航経験のある英語の先生に、それまでの14年間で作り上げた30ターン目を迎えたジェンガの如く不安定な価値観を木槌でスマッシュされ、海外に興味を持ち始めました。その後大学1年生の終わりに夢だった語学留学という夢を叶えましたが、想像力だけ豊かな中高生時代。温めているうちに夢が膨らみ過ぎていたのか、1ヶ月という期間が短かすぎたのか、帰国後振り返ってみると”楽しかった”以外のなにも残っていませんでした。

 

 この1ヶ月の語学留学を経て、もう一つ目標であった「海外で1年間生活する」の”中身”について真剣に考え始めました。ワーホリ、世界一周、海外の大学への入学等様々検討した結果、今しかできない経験と全く新しい挑戦として海外インターンを選びました。

 

 

 

②インターン中。

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だいぶキテます。。

 Encounter Japanでの、特にメキシコでの事業が本当の意味でスタートアップであったことと、会社にとって実質初代インターン生であったことからジャンル規模問わず本当に色々な経験をでき、その為の場を用意して頂きました。飲食店と宿泊施設のマネージャー、企画、営業、ウェブメディアの運営等。。やることなすこと全てが初めてだったので、調べて聞いて実行して失敗して。失敗できたらいい方で、実行に移すことすらできなかった事も多々。達成感ももちろんありましたが、不甲斐なさと歯がゆさも同じくらいに、むしろそれ以上にありました。

 

 「皆一人ではなくチームで生きている。そのことを忘れず、

            誰かのために自分の時間を犠牲にできる人間になろう。」

 

Encounterで働いて良かったと思える理由が詰まったフレーズです。Encounterでは、友人や仲間の誕生日やお祝い事を全身全霊を込めて全員で祝っていました。どれだけ仕事が忙しくても、次の日に絶対に外せない打ち合わせが入っていようとも全力で。そんなこと、、と思われるかもしれませんが、言うは易く行うは難し。全力で祝い祝われるのは本当に嬉しく、この積み重ねが会社としての「圧倒的一体感」を生み出していたのだと思います。インターン=仕事。仕事を体験し学ぶというイメージが先行しがちですが、言ってしまえば人生の一部でしかない仕事だけでなく、人としてどうありたいかを見つけられたEncounterでの1年間は、本当の意味で財産になったと思っています。

 

 具体的な業務内容やメキシコならではのひやっとするあんな事件や運送トラックに乗り込んだこんな話もあるのですが、ここで書き始めるとページ容量が重すぎて読むどころか読み込み中に閉じられる可能性があるので、また別の機会に書かせて頂ければと思います。

 

 

 

③インターン後

 8月の半ばに帰国したので大学は夏休み。4日ほど実家で"燃え尽き"を大々的に掲げボーっと過ごしていました。しかし、1年間のインターンの後遺症でじっとしてはいられず、”今しかできない経験”と”メキシコでの経験を活かせる”を軸に、したいことを探し始めました。

 

 そこで見つけたのが、クジラ株式会社が手がける”SEKAI HOTEL”というプロジェクトでした。クジラ株式会社は主に不動産やリノベーションを手がけている会社で、SEKAI HOTELとは大阪西九条駅周辺で空き家をリノベーションし、従来ホテルが持つ「フロント」「宿泊」「飲食」「物販」「アクティビティ」などの機能を一つの建物の中に納めるのではなく、点在する空き家を再活用しながら、町全体にホテルとしての機能を持たせるというプロジェクトです。

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https://www.sekaihotel.jp/

 

 長くてややこしいですね。要は”地域を盛り上げる新しいツールを作るプロジェクト”です。クジラ株式会社で新たにインターンを始めた理由は主に4つあります。

 

 

1、メキシコでホステル、飲食店のマネージャーをする中で実感した「居場所作りの楽しさ」に全く新しい舞台で関われる。

 お客様が安心して泊まれるだけでなく、帰ってきたと感じて頂ける空間にするにはどうしたらいいか。メキシコでも常に考えていましたが、舞台が違えばその実現方法は全く違うものでその難しさに現在も四苦八苦しています。

 

2、チームでトライアンドエラーを繰り返しながら挑戦できるプロジェクトである。

 メキシコでも何人かの大学生インターンと一緒に働いていました。自ら進んで地球の裏側まで飛んでくる人たちだったので、それはもう二年坂中腹の抹茶屋さんもびっくりの濃さでしたが、今もまた濃い同年代のインターン生5人で働いています。台湾大好き中国語ペラペラほぼ台湾人のリーダー。阪大医学部の授業が飽きた他のことをしたいとぬかす天上人。デンマーク語なんて聞く機会もないので聞いたことはないがおそらくペラペラのAちゃん。研究室で何かしらの研究にいそしんでいるリケジョ(雑)。あーだこーだと意見を交わす場はとてもいい刺激をもらえます。

 

3、インターン中、お仕事の関係でお会いした何人かの方から聞き、興味を持っていた地方創生に関われる。

 広島や鹿児島、大分県の地元の美味しいものをメキシコ人にも、日本から遠く離れたメキシコで奮闘する日本人の方にも届けるため、地方産品を取り扱っている方々と何度かお会いしお話しする機会がありました。海外に出たからこそ日本を俯瞰して見れたとはまさにこのことで、目を向けなければならない大きな社会問題であるとメキシコで初めて認知しました。

 

4、これまで全く目を向けたことがなかった不動産を手がける会社だった。

 人生何事も経験だ!論者であり、それまではほとんど興味がなくても、飛び込んでみたら案外何でも楽しめちゃうお気楽気質なので、基本何かを新しく始める時は自分の中に無かった選択肢を選びがちです。4つ目の理由はまさにこれにあたります。

 

 そんなこんなで実際に働き始めてまだ2ヶ月足らずですが、学んだことを生かして行動に移せている部分がある反面、まずメキシコと日本では違う点が多すぎる。何でもアミーゴ!で済むメキシコとは一転。すでに日本での生き辛さを感じていますが、日本だからこそ楽しい点もほんのミジンコ!程度見えて、、探しているところです。

 

 

最後に

 海外インターンをしてみたいなぁと受け入れ先を見ている時は、その先の「インターン中に何を得られて、終えた後に何が見えるか」なんてはっきりとしたものが見えなくて当たり前だと思います。僕のインターン前のブログを見て頂ければ明らかです。恥ずかしいぐらい何も見えていません。笑

 

 挑戦する前に目標や目的をはっきりさせることはもちろん大切です。が、これなんか楽しそうやりたい!と思ったら飛び込んでみて、必死に食らいつく。食らいつきながらアンテナを張り続け、アンテナに引っかかったものを精査熟考して、新しい目標にアップデートしていけばいいと思います。

 

偉そうなことを言いましたが、個人的には何よりもEncounter Japanで得たメンタリティを胸に、これからも"縁"を大切にかっこいい大人を目指して挑戦していきたいと思います!以上!

 

¡Adiós!

 

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元ちょんまげ@メキシコ

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