TOP/海外インターン体験談(タイモブログ)を読む/インドの体験談:【熱さを求め、得たのは自信。】既卒でインドインターンに挑戦する来嶋昌晴さん
インドにてインターンシップ生として活躍する、来嶋昌晴(通称くる)さんに、インタビューをしました。
就職活動をやめ、現在インドにてインターンシップ生活1年目に突入しようとしているくるさん。
彼は、現在アジアのシリコンバレーと呼ばれるインドのIT都市バンガロールにて、日本人向けの日本語情報誌を発行する事業の営業リーダーを務めています。
◆今まで経験したことのない挑戦を求め、熱くなれるフィールドを求めインドへ。
大学時代は4年間アイスホッケーをやっていました。
アイスホッケーに熱くなって毎日深夜や早朝、何時かわからない時間に起きて練習をこなしていました。
そんな自分が、海外インターンシップに挑戦したいと思ったきっかけは、就職活動で違和感を持ったことが始まりでした。
就職活動でエントリーシートを書いている中で、自分が書いている言葉に対して違和感をもったんです。
「本当に自分はこれをやりたいのか?本当に思っているのか?」
「企業の印象にすり寄ったビジョンを掲げるのは何かおかしいのではないか?」
心のそこから熱くなれることがしたいと思い、僕は違和感を持った就職活動をやめて違うことをやることに決めました。
とはいっても人と違うことをやるのであれば、歩みを止めたらダメだと思ったので、ネットで色々な選択肢を探していて出会ったのが「海外インターンシップ」を提供するAJITORAです。
そしてたまたま東京に来た時に、AJITORA菊地さんに呼ばれて行ったセミナーで今のインターン先の社長柴田さんにお会いしました。
今現在、僕はインドにてシバンスという日本語情報誌を発行する会社でインターンシップをしています。
当時、広告や出版は全然興味がなかったのですが、特に興味がある分野もなかったです。
やりたいことの答えを探す為に、本気で熱く考えることができる環境であればなんでも良かったです。
インターン先の社長である柴田さんとお話しし、本気で熱く働けると思ったので、シバンスでインターンシップをすることを決めました。
◆周りの人は、宇宙人なんじゃないかと思った
今いるインターンシップ先はムンバイ・チェンナイ・バンガロール・デリーの4拠点にてフリーペーパーを届けています。
現在、自分はその4拠点の統括リーダーをしています。
最初は、今までに経験したことのない挑戦を求め、熱くなれるフィールドを求めインドに来たはいいものの全力でやっても成果が出ない、自分ではやっているつもりなのに全然成果が出ないことに悩まされました。
周りのインターンシップ生を見るとそんなことはなく、むしろ楽しそうなんです。朝から晩までインターンシップのことを考えて動いていても楽しそうにしていて、最初はみんなのことを自分とは違う”宇宙人”なんじゃないかと思ったこともありました(笑)
九州出身の僕は、ほぼほぼ初めての海外がインドにて営業、このシバンス。
自分とは違う人種がいる、自分はあんな風にはできないな、そう思ったのがインターンシップの初期時代です。
◆「あと一歩だけ前に進もう。」成果を出せない甘さを捨て、
『その場で出来る限りのことをする』姿勢を定着させたチェンナイ営業。
インターンシップに参加しながらも、思い通りに成果が出ない日々を過ごしていた自分は、
変わらなくても楽しい、自分は自分のままでいい、そんな風に心のどこかで思っていました。
ただ、何が起こったかというと、
1ヶ月で9件の受注しか取れなかったんです。
シバンスに迷惑をかけた、自分のせいでデリーの皆さんに届ける日本語生活情報紙”シバンス”が薄くなった。
そんなある日、インターン先の社長柴田さんから「チェンナイへ行け」と言われます。
チェンナイ版を担当するのは自分1人。自分の成果がチェンナイ版の情報誌に反映される経験。
諦めたくない。成果を求める人間でありたい。単純に悔しい。
その思いが僕を突き動かしました。
それからは、「その場で出来る限りのことをすること」を心がけました。
チェンナイへの移動日の直前に柴田社長から次のような激をもらいました。
「妥協するな。甘いんだよ。チェンナイでは一切の妥協を捨てて暴れてくれ。」
あの時はこの社長の言葉が理解できていたかはわかりませんが、目の前にいる相手の商品をみなさまに知らせる為に何ができるのかという考え方を実践していきました。
その結果、1ヶ月で9件しかとれなかった受注も、1日2件取れる週があったり、毎日1件ずつ受注できる日々があったりしました。その月のチェンナイ版では挽回することができ、そこでの成功イメージがいつも自分に声をかけてくれます。
「もう一歩だけ前に進もう」と。
◆成果を出せない自分を変えた、チームの行動指針『クレド』
僕たちのチームにはクレドという6つの行動指針があります。
・もっとやれる
・壁をこえる
・感謝する
・信じる
・できるまでやる
・すぐにやる
▼もっとやれる
「もっとやれる」は壁を作ります。それはうまくいかないことからスタートするので当たり前です。
▼壁を越える
「壁を越える」というのは壁ができたあとにそれから目をそらさないということです。 壁さんを楽しむとも表現します。「壁キターーー!!ようこそ壁さん!」という状態です。 その壁が大きければ大きいほど壁から目を背けたり、超えなくていい理由を探したくなったりします。 だからこそ超えたらすごいことが起こるその未来を楽しむ。Be Positive!
▼感謝する
「感謝する」壁が来た時こそ感謝をしなければなりません。
なぜなら超えられない壁は用意されないからです。1ヶ月前を想像してみてください。
今自分がぶち当たっている壁なんて気付かず鼻くそでもほじってたに違いありません。
それが見えるようになったということはあと一歩。
▼信じる
「信じる」これは自分を信じることから始まる気がします。
大きさは違っても、みんな壁にぶち当たっていると思います。
当たっていなければ「もっとやれる」を意識しましょう。
その時の自分にとってはそれぞれの壁が巨大に見えますが、
それでも自分を信じること。なぜなら越えられない壁はそもそも目には見えないから。
越えられる壁しか神様は用意しません。
本気で信じることが難しくなったのなら 一度周りを見渡してみましょう。
仲間が応援してくれていることに気づきます。
▼できるまでやる
「できるまでやる」これは「信じる」ための1番の近道です。
できるまでやると結果的に勝ち続けるので自分に自信が湧いてきます。
”また行けんじゃねぇ?”と。
だから一日にやるべきことをぼやっとさせないで徹底的に数値で管理します。
それを毎日達成すると必ず成果はついてきます。成果がでると自分に自信がつきます。
だから周りを信じることができます。
▼すぐにやる
「すぐにやる」何かヒントを得たら、気付きがあれば課題が見えればすぐにやりましょう。
明日野郎は馬鹿野郎です。足を止めては行けません。
このクレドを実践して、日々クライアントに価値を出すこと。
自分が今できることを最大限にやることで目の前のクライアントに価値を出すこと。
僕らのチームが大切にしている行動指針のクレド。
これを実践することで成果が出せるようになります。
そして、個人で成果を上げられるようになったら、
次はチームで成果を上げられるようになること。
現在僕は、社長からチームをまとめるリーダーの役割を任じられています。
◆リーダーになって最初に出会った壁が「嫌われ上等」という考え方
リーダーになった当初、メンバーに嫌われることを恐れ、本気でぶつかることができず、結局チームとして大きな成果を上げることができませんでした。
僕は今まで人に嫌われたことはありませんでしたし、
どこか憎めないやつで、そんな自分も好きでした。
そんなときに柴田さんに教わったのが、「嫌われ上等」という考え方。
よくわからなかったものの、社長の柴田さんをTTPし(“TTP=徹底的にぱくる”の略)、目の前のクライアントのことだけを考えた時に結果はまたしても変わりました。
究極メンバーのためになることは、嫌われない為に彼らの課題から目を背けることでなく、彼らができるまでやり切らせてあげること。
できるようになればこれまでよりも信頼が生まれます。
しかもそれは嫌われないように接していた時以上のもの。
これまで全くなかった発想にたどり着かせてくれたシバンスに感謝しているし、
もっと価値を出せる人間になっていきたいと思います。
自分は社会的には既卒のフリーター。ただ既卒であることに恐れはなく、どんな荒波が待っているかは知らないが、なんとかなる自信はあります。
もっと価値を出せる環境を早く手にして、いつまでも素直で燃えている人間でいたい。
その時の熱く燃え上がる姿をどんどん広げて周囲の人に火を灯し続ける。挑戦する以上、日々新しい刺激がある。
その時にみた光景が好奇心をくすぐり、挑戦し続ける日々を歩み続けます。
古田佳苗@Tiger Movお気に入り登録数:3
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