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【後編】皆さん、「越境学習」という言葉をご存知ですか?

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【後編】皆さん、「越境学習」という言葉をご存知ですか?

越境学習とは、ビジネスパーソンが所属する組織の枠を自発的に“越境”し、自らの職場以外に学びの場を求めることを意味します。私たちタイガーモブは、海外インターンシップが人々にどんな影響を与え、人々にとってこれからどんな役割を担っていくものになるのかを探るべく、これからの新しい働き方・キャリア形成の考え方や実現方法を提唱されている、法政大学大学院・政策創造研究科の石山恒貴教授にお話を伺いました。

※この記事は後編です。

 

法政大学石山教授

法政大学大学院・政策創造研究科 石山恒貴教授

奥の棚にはワンピースグッズがずらり。イチオシのキャラは不死鳥マルコとのこと。

 

◎「越境学習」とは? 

▼前編(前編はこちら

#1   なぜ今「越境学習」が注目されているのか?

#2 越境学習のメリットとは?

#3 越境学習のコツは、会社を変えたいという思いを風化させないこと。

▼後編

#4 「越境」すると、自分で課題設定せざるをえない環境になる。
#5 「越境」するための一歩を踏み出そう!

 

#4 「越境」すると、自分で課題設定せざるを得ない環境になる

大人のインターンシップ

「越境の一つの価値というのは、自分の価値観を客観視できたり相対化できることです。実は越境学習には実践共同体という理論があります。実践共同体は状況的学習という学習理論に基づいていて、『自分のアイデンティティの変化が学びである』と考えるんです。アイデンティティというのは、『自分の世界の見方』でもあるし、『世界からの自分の見方』がアイデンティティでもあります。」

 

-インターンのいいところは、アイデンティティに向き合わざるを得ない機会がどんどん訪れるところだと思います。

 

「そうなんですよね。いつも似たような人たちと一緒にホームにいると自分の強みと弱みがわからなくなるんです。アウェーに行くと、普段ならホームで、できていることが簡単にできなくなってしまいます。そこで自分と向き合って、自分の強みとは?弱みとは?と考えます。例えばリーダーシップ理論でも誤解があるのが、『すごいリーダーってなんでもできる』と思ってしまいますよね。何でもできる人がリーダーだという思い込みなんですけれども、、リーダーにとっては自分の強みや弱みを適切に理解していることが重要だと言われています。

 

でもホームにいると、それを考えなくても仕事ができてしまったり回せたりすることがあります。ホームに長くいると、たとえば社内の人脈がどんどん強化されて、人間関係をうまく操ることができるようになり、するとあの人をこう動かして・・・というようなことにだけにだんだん快感を感じるようになっていきますが、それがまずいんです。自分の強みと弱みをふりかえる力が弱くなってしまいます。だからアウェーに行った方が本質的なことを考えられます。みんなホームにいると、部長などの上司に言われて『きっとこういう答えなんだろうな』って忖度して、パッパと解決する人が評価されていくのですが、そうすると、いわゆる「問題解決症候群」と呼ばれる状態に陥り、課題設定ができなくなってしまいます。でもアウェーに行くと、自分で課題設定せざるを得ない環境になります。」

 

-そうすることによってその人自身が成長するし、その人自身が属しているコミュニティや企業にいい影響を与えますよね。

 

「そうなんですよね。やっぱりNPOとかコミュニティ自体も変わっていくんですよね。」

 

#5 「越境」するための一歩を踏み出そう!

越境学習_石山教授_タイガーモブ

最後はタイガーモブのポーズで写真撮影してくださいました。優しさに感動です・・・!

 

石山先生は、著書【時間と場所を選ばない パラレルキャリアを始めよう!】の中で、「不確実な時代に組織が生き抜いていくためには、パラレルキャリアを組織の価値観の中心に捉えるという、抜本的な変革さえも必要とされているのではないだろうか」と述べています。いま日本では長寿化が進んでおり、<人生100年時代>と言われるように、一人一人がこれまでより「長く」生涯を捉えると同時に「働き方」を再考しながら人生設計をしなければなりません。そして個人の働き方が問われている一方で、組織もまた、外部環境の変化に対応していくために、外部の知識・情報の吸収能力を高めていくことが求められていると感じます。 

  

今回、前編と後編に分けて<越境学習>について学びました。あなたの、これからの長い人生をより豊かに生きるヒントになりますように。

 

石山先生、貴重なお話をありがとうございました!

 

「時間と場所を選ばない パラレルキャリアを始めよう!」

越境学習_石山教授_パラレルキャリア

 

法政大学石山教授

 

 ※(年齢不問)「大人のインターンシップ」についてのお問い合わせはこちら 

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