TOP/海外インターン体験談(タイモブログ)を読む/ミャンマーの体験談:知らなかった!文化から考える働き方の違い in ミャンマー
こんにちは!大学4回生のUdaiです!(※発音は似ていますが、 決して”You die!”(死ね)を連想しないでください)
8月末よりミャンマーはヤンゴンの人材会社にて、半年弱インターンシップに参加することが決まりました。
突然ですが、皆さんは「海外での働き方」と聞いて、どんなことを思い浮かべますか?
「欧米では、成果主義が浸透している」、「日本より残業時間が少なそう」、「全般的に時間にルーズ」…
実際に海外で働いた実体験から確信できることや国に対するイメージから言えることなど、様々あると思います。
そこで、今回は、インターンをする‟ミャンマーでの働き方”を、ミャンマーの国民性の側面を踏まえて、
考えたいと思います!
最後まで読んでほしいです!!
◇ミャンマーとは?
まずは、ミャンマーってどの辺にあるの?という方やどんな国なの?という方のためにも、
ミャンマーについて簡単に紹介したいと思います!
ミャンマー(ミャンマー連邦共和国、Republic of the Union Myanmar)は、東南アジア最南部に位置し、
タイ、中国、インド、ラオス、バングラディシュと国境を接しています。人口は、5,148万人。
首都は、”ヤンゴン”だと思う人もいるかもしれないですが”ネーピードー”です。
言語は、ビルマ語(人口の7割が話す!)、シャン語・カレン語などの多民族言語(人口の3割)、
そして、英語です。
ミャンマーは、豊富な天然資源やエネルギー資源、5000万人を超える人口、
周辺諸国に25億人のマーケットを抱える地理的メリットを有していることなどから、
「アジア最後のフロンティア」として、日本や中国、その他多数の国の進出先として注目を集めています。
また、経済指標をみると、
・実質GDP成長率:6.30%(2016年) ⇒ASEAN諸国 第4位
・1人当たりの名目GDP:1269ドル(2016年) ⇒ASEAN諸国 第9位
・消費者物価上昇率:6.96%(2016年) ⇒ASEAN諸国 第1位!!(住居費は節約したい…)
ざっと、こんな感じでしょうか。
◇ミャンマーの人たちの国民性
続いて、ミャンマーの人たちの国民性を見ていきたいと思います。
大半のミャンマー人は上座部仏教徒のため、より良い来世を迎えるために、
日ごろの行いを善くし、功徳を積むことに熱心です。
そのため、誰かを助けたり寄付したりすることに抵抗がないといわれています。
仏教の教えは、ミャンマーの人たちの人柄に表れていて、穏やかで真面目、
控えめな国民性となっています。そして、親日的で勤勉であるともいわれています。
今回、”ミャンマーの人たちの国民性”というトピックについて調べているとき、
アメリカ留学での国際マーケティングの授業の際に学んだ「ホフステッド指数」という言葉が浮かんできました。
ホフステッド指数に関して簡単に説明させてもらうと、この指数は、
オランダの社会科学者ヘールト・ホフステッドが開発した、各国の国民性の違いを定量化したものです。
ホフステッド指数は、以下の6つの要素で構成されています。
---------------------------
①.Power distance index(PDI) 上下関係の強さ
②.Individualism(IDV) 個人主義傾向の強さ
③.Masculinity(MAS) 男らしさを求める強さ
④.Uncertainty avoidance index(UAI) 不確実性の回避傾向の強さ
⑤.Long-term orientation(LTO) 長期主義的傾向の強さ
⑥.Indulgence versus restraint(IVR) 快楽的か禁欲的か
---------------------------
「海外であるミャンマーで働くうえで、ミャンマーの国民性と日本の国民性の違いを、
定量的に把握することは活きてくる!!」と考えた自分は、さっそく
「Hofstede's Cultural Dimensions(要は、ホフステッド指数)」でミャンマーを検索するも…
ミャンマーのデータがない。
チーン。。。
実際は、以下のように定量化されます。
(先ほど上に書いた①-⑥が左から順に並んでいます。左側が日本、右側がアメリカ)
参考:https://geert-hofstede.com/japan.html
例えば、②の指標を見ると、アメリカの方が日本より2倍ほど個人主義的傾向が強くなっています。
ここから、アメリカの国民性と日本の国民性の違いが数字という客観的な指標で見てとれます。
皆さんももしよかったら、紹介させてもらった「ホフステッド指数」を使って、自分の興味のある国や
これからインターンシップに行く国の国民性を知るために活用してみてください!
◇まとめ
自分がこれから行くミャンマーは、仏教徒が多いといった宗教的側面もあり、日本人と似て
勤勉で真面目な人たちが多いということがわかりました。
ただ、現地で生活をする、ビジネスをする上で、単なる指標や数字では測りきれない、自分にとって
未知なることも多く待ち受けていると思います。
そんなミャンマーでインターンシップができることに感謝をし、”海外で働くとは何か?”について、
自分なりの答えを見つけてきたいと思います!
Udai@ミャンマー
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