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人生で1番濃い2週間 in RWANDA

ひな
  • 2019/03/23 00:00
  • ルワンダ
  • 企画・マーケティング,新規事業
  • インターン後

 

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ムラホ〜!みんなの父こと大学2回生の外村 陽奈です!(なんで父なのかはわかりません!)

今回参加したルワンダでのSTARTUP AFRICAの振り返りをUbuntuします! ubuntuとは私の好きなアフリカの思想で「人は他者によって生かされている」という意味です。みんなと何かを分かちあったり、(ルワンダ人曰く)見返りを求めない

giftって感じらしいです。なんでもシェアするアフリカの文化らしいですね。

 

目次: ①参加した理由、きっかけ

            ②プログラムで実施したこと

            ③目的達成率

            ④得たこと

            ⑤楽しかったこと

            ⑥これからの自分

            ⑦これから行く人に対するメッセージ

 

   ①  『 参加した理由 』

 

☆アフリカ人の先生との出会い

    きっかけは上記のubuntuなどを教えてくれたアフリカ人の先生との出会いです。1年間、私の大学の英語の先生で、ほぼ毎日急に教室でアフリカ音楽をかけ、アフリカンダンスを踊っている陽気な先生でした。笑 私はその先生が大好きで、自分の感情や他人への愛を素直に表現している姿に人間本来の姿感じ、そんな人がいっぱいいそうでまだ行ったことがない大陸であるアフリカに興味を持ちました!

 

☆途上国でのビジネス

     私はずっと国際協力に興味があり、自分がどんな形で途上国の問題を解決できるのだろうと考えていました。バングラデッシュでアパレルブランドのマザーハウスを創業した山口さんの本を読んだ時に、ビジネスを通して途上国の人の可能性を引き出せるソーシャルビジネスに関心をもち、今急成長しているアフリカで社会起業家が現地でどのようにビジネスをしているのか自分の目で見たかったからです!

 

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                                                                                                                          (キミロンコ市場で仲良くなった友達!)

 

② 『プログラムについて』

 

☆「人と人とのつながりを作る」ビジネス

     2週目のラスト3日間は0→1のビジネスをルワンダで作り、それをビシネスコンテストで発表するというものでした。私のグループは“ルワンダのコーヒー農園で働く女性たちの地位が低く、給料が安い”ことを問題視し、「人の声を届ける、人の繋がりを作る」という軸から「ルワンダの生産者と日本の消費者を繋げることで彼女らの仕事に対するモチベーションと給料を上げるためのビジネス」を作ることにしました!

 

 

☆一次情報は自分の足で掴む

     ビジネスコンテストの結果はダメでした。 私たちのビジネスプランに足りなかったことは「ルワンダ人に寄り添う心が足りなかったこと」ではないかと思います。ソーシャルビジネスをする時は、「誰の幸せのためにそのビジネスをするのか」を考えることが大事だと思いますが、「推測」で進めてしまい、ルワンダでの自分たちのビジネスの需要性や課題解決すれば現地の人が本当に幸せになれるのかを根拠づける情報が足りなかったのです。コーヒー農園までの距離、時間的に困難でフィールドワークを行えず、プランだけが先行しており自分たちの理想を押し付けるような感じになりました。「現地にいるなら一次情報を自分の足で掴む」ことはターゲットのことをよく知るため、ビジネスの需要性を再確認し実現可能性を高めるために絶対的に必要なことだということを学びました。

 

『目標達成率』

    70%

 

     あと30%のやりきれなかった部分は、私のこのプログラムに参加した目的の一つとして「自分の限界までやりきる、目的達成まで自分がどこまでやりきれるのか試す」というものが達成できなかったからです。グループワークでは自分の好きなことだけやったり、仲間がいる安心感で頼り過ぎてしまったり、、、。自分は責任感は強い方だと思い込んでいましたが、自分より優れてしっかりしている人がいるグループでは甘えてしまうのが自分の弱さだなと感じました。後悔せずに最後までやりきるためにはすべて自分事として捉え、当事者意識をもつことを忘れてはいけないなと思いました。

 

 

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                                                                                                         (250 startupの若手起業家のルワンダ人の方達と)

 

④ 『得たもの』

 

☆行動→自己内省の大切さ

 

    この二週間では毎日朝礼と夕礼でみんなの前で目標設定とその振り返りを発表する時間がありました。私にとってこの時間はあまり好きではなくて、正直早く終わって欲しかったです。笑 それは、みんながスラスラ自分の考えとともに目標と振り返りを話していて、情報整理がうまく自分の考えを言語化できている姿と比べた自分のできなささに劣等感を感じていたからです。しかし、メンバーが夜は自分の時間をとって書いたノート整理をしていたり、一人の時間をとることで自己内省していることを知り、自分は外に外に行動ばかりしていて、内面と向き合っていなかったんだと感じました。そこで、1日の振り返りを「自分がどう感じ、考えたのか」を意識し、リフレクションをメモすることで行動を反省→出来なかったことを次の日の目標設定に繋げることが増えていきました。自己内省をすることで自分の考えが整理され、段々言葉が出て来るようになるのを感じました。

 

☆アフリカのイメージの変化

 

    ルワンダに来る前はアフリカというと未知の大陸であり、「被援助国」のイメージを強く持っていました。しかし実際は、オフィスビルが立ち並ぶ整備されている街であったり、JICAが支援する「250startups」のビジネスを学ぶことに貪欲な若手起業家との交流やローカルのカラフルなアフリカ布の服を着こなす美意識の高い女性達をみてとてもパッションを感じました。「援助を受ける国」ではなく「自分の国の未来は自分たちで作っていこう」という意識の高さとさらなる国、大陸としての成長の可能性を秘めていると思いました。今回キガリ周辺の滞在でしたが次来るときはほかのアフリカの国もまわろうと思います!

 

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⑤ 『一番楽しかったこと』

     今思い出しても一番楽しかったなあと思い出すのは、みんなとご飯を一緒に食べていた時です。笑 昼間は移動→話聞く→移動の多忙スケジュールであまりゆっくり話す時間がなかったのですが、夜ご飯では恋愛話や真面目な将来の話などプライベートなことも聞けて、とても楽しかったです! 様々なバックグラウンドを持っている仲間の話は面白く、いつも自分の刺激になり、モチベーションを上げてくれていて、素晴らしい人たちと出会えて良かったなあと毎回感じていました。

 

 

⑥ 『これからの自分』

 

     「毎日の自己内省」 「人との輪を広げる」この2つがこれからの私が実行することです。

「毎日の自己内省」

毎日自己対話の時間を取り自分を見つめ直すことを大切にする。行動や考えを深掘りすることでどんな価値観を持っているのか知り、自分を表す言葉をたくさんみつけて行こうと思います。

 

「人の輪を広げる」とは、アフリカや海外に関する知識やマーケティングなどのビジネスに関する知識を深めるためにそのような知識を持った人との繋がりを増やして行きたいです。初めて会う人と喋るのが好きなので、それを生かしてイベントに参加して色んな人と出会ったり、長期インターンへの参加をすることで新しい環境に身を置いて自分を成長させたいです。

 

 『これからいく人に対してのメッセージ』

 

     ルワンダでの生活は、本当に毎日充実して濃い2週間になります! しかし、環境が自分を変えてくれると受け身の姿勢をとらずに、常にあらゆることに疑問を持って行動・リフレクションが自分の経験が知識となり見識に変えることができるとおもいます。そうすればもっと充実し意味ある2週間になるよ:)

 

 

 

 

 

 

ひな

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