TOP/海外インターン体験談(タイモブログ)を読む/の体験談:【タイモブをのぞく】みんなが挑戦できる世の中に。中川原 弥晨
みなさん!こんにちは!
前回は【タイモブをのぞく】挑戦し、学び続ける人間でありたい。半田 藍子 でインタビューさせていただきました!
本日は河村のインタビューをしてくれた、現在タイモブ インターン生の中川原 弥晨さんをインタビューしたいと思います!
今回も引き続き、私、河村がインタビューを務めさせて頂きます。
宜しくお願いします!
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本名:中川原 弥晨(なかがわら びしん)
出身:東京都小平市
家族:4歳年上の兄を持つ4人家族
2016年7月 トビタテ!留学JAPAN高校生コース1期生としてインドネシアへ留学
2017年2月 タイガーモブジョイン
2017年4月 中央大学入学
ここからは、びしんさんの学生時代から現在に至るまでを体験談とともにインタビューしていきたいと思います!
>>高校生まではどんな生活を送っていましたか?
自分の中で兄の存在がすごく大きくて、ずっと兄に影響されていろんなことに挑戦してきました。
でも、実はそんな尊敬している兄は、大学受験を失敗してるんです。
合格発表の日に落胆する兄の姿を見て当時は、浪人するんだろうと決めつけていましたが、けろっとすぐバイトを始めて、その年の年末に水準の高い教育体制をみるために、自主留学でデンマークに行っちゃったんです(笑)
その当時は、兄の行動の意味が全く分からず困惑したのを覚えてます。一体何をしたいのかな?と思ってました。(笑)
そして、3ヶ月のデンマーク留学から帰国した後も、受験をする気配は皆無で、またバイトをしてデンマーク帰国から半年後くらいに今度は、マレーシアへ行っちゃったんです。現地では、語学学校に通いながらインターンとかしてました。それを見て最初は「海外に逃げてるだけじゃん、絶対こんなやつにならない」と思っていましたね(笑)
でも、僕が高校1年生の時に、スカイプ越しの兄から「自分で見てみないと分からないんじゃないの?」「自分の目で見てないのに決めつけちゃうなんてお前らしくない。今までとは違う環境に飛び込んで見ればいいじゃん」と兄に言われたんです。
「くっそ〜!それっぽいこと好き勝手言ってるな。でも、確かに言う通りかも…。」なんて思っていたタイミングで、トビタテ!留学JAPANに出会ったんです。
>>それはどんなものですか?
文科省の完全給付制の奨学金プログラムです。自身で留学計画を立てて、行きたい国で挑戦したいことを奨学金で支援してくれるもの(https://www.tobitate.mext.go.jp/)です。その第1期生として、インドネシアへ飛び立ちました。
初めは、高校の担任の先生にトビタテを勧められて、選考を受けてみることにしました。トビタテの面白いところは、場所も期間も何をするかも自由でいいということです。
そして、僕は「教育」「途上国」「子供」というキーワードでインドネシアでの留学計画を立て始めました。
でも、高校生である僕を受け入れてくれる現地の機関は限りなく少なかったんです。
(タイモブ代表の菊地さんと初めて出会った日の写真)
第1次審査となる、留学計画の提出期限が2週間後に迫り焦っていた時に見つけたのが、トビタテの大学生コースの方の説明会でした。そこにたった一人の高校生として参加しました。その説明会に登壇していたのが、現在のタイモブ代表の菊地さんだったんです。その日が初めて菊地さんと出会った日です。
(インドネシアでの留学中の写真)
>>実際に行ってみてどうでしたか?
自分の当たり前は当たり前じゃない、と気づきました。匂い、音、言語とか全て。当時の僕の印象としては、「日本人はみんなつまんなさそうだな」なんて捻くれたことを思っていたんですが(笑)
インドネシアの人たちはパワーが溢れていて、たとえお金が無くてもみんな幸せそうにしていました。
インドネシアに実際に行ってみて初めて知ることができた感覚でした。
>>帰国してからはどんなことされていたんですか?
インドネシアの人たちは、学びに対してすごく貪欲だったんです。インドネシアの同世代が英語で夢を語っている姿を見て正直驚きました。果たして、自分を含め日本の同級生はこれができるかなと。
そんな気持ちで日本に帰り、あの時感じた感覚を忘れられず、日本の学生にも海外に行ったり、外の世界へ飛び込む機会を作りたいと思い、学内でサークルを立ち上げました。
目的は、高校生が海外に行く時にネックになりやすい「費用」「情報格差」「語学力」への不安を解消すること。
みんな海外に行きたいと思っているのに、色々なことがネックとなり、実際に行く人はまだまだ少ないんです。
だからもっと海外に行くことを近くに感じて欲しい。僕が感じた感覚をみんなにも感じて欲しいという思いはこの時芽生えました。
>>その後タイモブでインターンすることになったきっかけは何ですか?
先ほど、お話ししたように海外インターンする前に参加したトビタテの説明会で菊地さんと出会ったんです。
その時の菊地さんとの出会いが衝撃的過ぎたんです。
「こんな大人がいるんだな。知らないことばかりで面白い!もっと色々な人の話を聞いてみたい!」と(笑)。
その話を、当時デンマークにいた兄にも話してみると、「その人を絶対に逃すな」と言われました(笑)
そして、インドネシアから帰ってきてからもタイモブのイベントがあれば参加していました。
そして菊地さんが、僕のやりたいことの世界観がタイモブと似ていると言ってくれて。高校3年生の2月に「タイモブで働いてみない?」と声をかけていただきました。出会いとチャンスって大事だなと痛感しました。
(タイモブが2期目に突入した2017年3月1日の写真)
>>実際に働いてみてどうでしたか?
最初の頃は、初めての事ばかりで困惑しましたが選り好みせず、まずは全てやってみよう!と意気込んでいました。でも、実際に様々なことに挑戦してみると「自分ってこんなこともできないんだ。」「なんて無価値なんだ」と感じる瞬間が多々ありました。
大学生とタイモブインターンという2つの生活の両立にかなり苦労した記憶があります。
でも、今思い返してみるとそこに自分の思いや当事者意識が弱かったのが苦労した理由かなと感じます。当時は、右も左も分からない状態で目の前しか見えていなかったなと思いますね。
>>今のクールさとはかけ離れていますね(笑)これまで1番記憶に残っている経験は何ですか?
タイモブインターンを始めて少したった頃に参加した「インド爆速成長プログラム」ですね。
これは、インド企業訪問やインドで働いている方々の講演に加えて、グループワーク形式でインドの街を駆け巡り、様々な課題に挑むワークを前半の1週間で行い、後半の1週間で、実際に現地の企業でインド人に広告営業をかけるという2週間のインターンシップ兼研修プログラムです。(>>>詳細はこちら)
そして、そのインターンシップで最も記憶に残っているのが、後半戦に行った広告営業です。
結論から言うと僕は受注0件だったんです。圧倒的敗北感を、ほぼ初めて味わった経験でした。
帰国後、何故なのか?と振り返ってみると、自分には変なプライドがあったことに気付きました。
この時まで、挫折もなければ死ぬ気で頑張ったこともない、何となくうまく立ち回ってきたので「俺ならできる」と舐めていたんだと思います。でも相手からすればビジネスなので、その甘さは通じませんでした。
インターン先の社長の方の言葉で記憶に残っているのが、「あなたの目の前で起きる物事全ては、あなたの行動の全てが映し出された合わせ鏡だと思いなさい。」という言葉です。まさに、その通りだと実感した言葉です。
でも、今思うと、もし、あの時結果を残していたらもっと良くない自信が身についてしまっていたのかなとも思います。「自分は成果出せなかった」という事実を突きつけられたことで、自分のプライドの高さと自分の人生への当事者意識の低さに気づけたのかなと思います。
と同時に、この時挫折を味わったことで、海外インターンシップの有意義さを身を以て知流こともできました。これを機に、より一層海外インターンシップの魅力を語れるようになったかなと思います。
>>インドがびしんさんを成長させたんですね!その経験を経てタイモブではどんなことをしているんですか?
2018年からプロモーションやマーケティングの分野を担当するようになりました。今までの燻りが消えて、ガラッと変わっていきました。
その理由はひとつで、自分がどこにどうやって、どれだけ貢献すれば良いのかを明確に認識できたからだと思います。
がむしゃらに頑張るだけではなくて、数量的に日々の成果を測るようにしてからは、やりがいをすごく感じています。もっとタイモブを知ってほしいし、もっと多くの人に海外インターンに挑戦してほしいという気持ちが強くなりました。
自分がどうタイモブをプロモーションするかによって、タイモブのことを知るか知らないかが決まるんです。
日々、それを考えるのが単純に面白いし、多くの人にタイモブを知って欲しいですね。
僕にとって、タイモブという場所は、人の人生のターニングポイントに関わることができるところだと思っています。普通に生活しててをこんなことを実感することってあまりないじゃないですか。だから日々、こんなに楽しい世界はないなと感じてます!
(タイモブ生を集めて行った大運動会の写真)
>>今後びしんさん自身どんなことをしていきたいですか?
自分が目指すところは高校の時から変わらないです。
それは、年齢・能力に関わらず誰でも挑戦できる世の中を作りたいです。
極端な話、別に小学生が起業したっていいと思うし、100歳で世界一周をしたっていいと思うんです。
誰もが挑戦しやすい世界、挑戦している人がより輝ける場所で、挑戦し続けられる世の中にしたいです。
>>面白いですね!いつからそんな風に感じるようになったんですか?
こんな風に思い始めたのは、高校の時ですね。
学生の時に会う大人って限られていて、それは親とか親戚、学校の先生くらいだと思うんです。だから、こんな大人になりたいと思うロールモデルが限られると思うんです。
幸いなことに、僕は高校1年生の時に菊地さんに出会えたことで、「こんな大人もいるんだ!」と知ることで世界が広がりました。そのおかげで、様々な価値観や経歴を持った大人達に会うことができたんです。それが、今の僕を作っているなと感じています。
同世代や後輩世代にも、そんな機会を掴み取ってほしいと思っています。
>>びしんさんの人生観について聞かせてください。
「思い立ったが吉日」というように、やってみないとわからないことがたくさんあるから、まずは行動から!と思って生きてきました。
僕の実体験として、アクションし続ければ、会える人の数、経験できることの数、得られる経験はいくらでも増えて行くと思っています。
>>今の自分からこれからの自分へ言葉を送るとしたらどんな言葉を送りますか?
正直、未来なんて全く予想できないので、どんなメッセージを送ったらいいか分からないですが!
僕の好きなガンジーの名言を送ります!
「明日死ぬかのように生きなさい。そして、一生生きるかのように学びなさい」
弥晨という名前は、「初日の出のように何事も最初に頭を出す人間になってほしい」という願いが込められた名前だそうです。
名前通り、先頭に立って行動を起こし、周りを巻き込む力がある方だと感じました!優しさ溢れる穏やかな第一印象とは打って代わり、内に秘めたパッションが魅力!
これまでトモヤさん、半田さん、びしんさんの3人の「タイモブをのぞく」を実施しましたが、知っていたようで知らなかったことがたくさんあり、この文章だけではメンバーの良さを到底伝えきれません。。
素敵なタイモブメンバーに負けず、河村も日々精進して行きます!
これからもタイガーモブをよろしくお願いします!
りか@タイガーモブ
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