TOP/海外インターン体験談(タイモブログ)を読む/ベトナムの体験談:強くなれる。たった一人の広告営業インターン@ベトナム
日本は静かで寒いです。
先日真夏のベトナム・ホーチミンで約7ヶ月間フリーペーパーの広告契約受注の営業インターンを終え帰国、
これから就職活動を行う4年次休学中の芳澤翔太と申します。
ホーチミンの営業担当は私だけの中、
契約が取れなければ担当ページは真っ白、
良くするも悪くするも自分次第。
そんな"責任"と"やりがい"がある7ヶ月間のインターンを振り返ります。
1)インターンシップの目的、挑戦した理由
自主的に動き結果(売上を上げる)を出すことで自信を付け、自分を"成長"させるため。
私はすぐに人に頼り依存してしまうことや自分の過去を振り返りコンプレックスが多いことに気づく。
去年の就職活動で、自分の性格上このまま何となくで企業に入ったら何となくで人生を終えてしまわないか、
もっと今しかできないチャレンジングなことをしてからでもいいのではと考えるようになる。
曖昧ではあるが自分の内面を人対人の分野で成長させたいと思い、
業種関係無く多くの人と出会えるフリーペーパーの営業を行うことを決意。
とにかく結果(契約を取ること)にこだわりました。
詳しい経緯、業務内容等は
http://www.tigermov.com/blog/detail/331を見ていただけると幸いです。
2)インターンシップで実施したこと、実績
簡単に言うとフリーペーパーの広告枠を
ベトナム在住日本人を集客したい(しやすい)お店や企業に売り込み(広告サイズ、契約期間は自分の提案次第)に行きます。
私はベトナム在住日本人はローカル系や外資系よりも
日系企業の方が利用しやすいと考え(英語力よりも基礎である営業力を上げたいという考えもありました)
日本人に対して営業をしていたのですが、
何万というお金が動くため一回の訪問で契約に至ることは殆ど無いです。
そのため一度断られても何度も足を運び関係性を築くことが重要になります。
心がけたこと、行っていたことはたくさんありますが
大きく3つあります。
1,ただの枠売にならない営業を心がける。
「この広告サイズと期間はあなたのお店だから意味があります」
「あなたのお店のこれをアピールしましょう」
「今こんな時期なんであなたのお店のこれは日本人にウケますよ」等、
とにかく相手に特別感、自分だけの提案であることを感じてもらうように意識しました。
2,関係性を築くためにも自分を売り込む。
学生が与えられる知識やメリットなんてたかが知れていますが
「お店を盛り上げたいんです!」という熱量とささいな情報の提供など、
どんな小さいことでもやってやるぞという気持ちだけは強く持つようにしました。
オープンしたての鍋専門店で価格設定に困っているところにはホーチミンの鍋のお店の料金、
概要をリスト化したものを提供したり、まだ設備がお店の道具の整っていないエステのところには
一緒に市場に買物に行ったり、たくさんしました。
3,演じること
フリーペーパーのプロ営業マン(L.I.Vの荘社長をモデルに)であることを演じました。笑
自信なさそうに提案してくる人にお金を預けたくは無いですよね?
自分だったらお金をかける人は頼れるその道のプロである人が良いと考えました。
そのためインターンであることは極力言わず、
時にはよくわからないことを言ってしまい、ダサいと思われていても自信を持ち堂々とすることを続けました。
こういったことを行い、10月~4月までに課せられた目標設定が新規10件契約に対して
大手、個人企業問わずに15社と契約、売上約300万円の実績を上げました。
3)インターンシップの目的は達成されたか、達成されたのであれば
その要因はなにか、逆に出来なかったのであればそれは何故か
"結果(売上を上げること)を出す"という目標は達成されました。
しかし当初かかげていた自身の大きな変化、成長というのは30%くらいかと思います。
要因は結果を出すこと以外のことをおろそかにしてしまったこと、
効率が悪く細かい業務や日々の振り返りなどまで頭がまわる余裕が無かったこと考えられます。
しかし、自分としての課題、欠点は多く浮き彫りにすることができたので期間に限度があり
7ヶ月間では直せなかった部分については、これから強く意識し続けることで改善したいです。
4)インターンシップで得た事、価値観の変化は何か
結果を出せたこと、テレアポや飛び込み訪問を通して
老若男女、様々な境遇の人と対峙することでどんな人とでも相手できるんだという自信がつきました。
もちろん苦手な人も多く、もしかしたらこの自信はハッタリでスキル的には全然ついていないかもしれません。
しかし、この経験は本物なので今後どんな環境でも「あの時、経験したから」といったように自信を持って行動できると考えます。
と同時に本当に多くの欠点が浮き彫りになりました。
経験におごらずインターンで得た欠点に対する気付きを改善する必要があります。
特に自分は苦手なことは
「自分は苦手だからこの程度」といったような言い訳をすることが多いことに気づきました。
インターン中は
文章作成が苦手だから、
英語が苦手だから、
パソコン作業が苦手だから、、、などなど、
今まで自分のことを「色んな人の意見をよく聞くから素直だ」と勝手に思っていたのですが、笑
要は”素直”じゃなかったのです。
意見を聞いても素直じゃないとただの聞き流しになってしまう。
"聞く"のは目的じゃなく"受け入れる"のが目的なんだと。
素直な人は言い訳しないでまず受け入れます。
受け入れて改善し、弱点を克服して成長していくのです。
そんな気持ちが足りなかったように思います。
そんなことにも気が付きました。
後はインターン前よりも様々な境遇の人を見て
狭い就職活動が全てで全てではない、色々な働き方があるんだなあと身をもって実感しました
5)最も楽しかったこと/辛かったこと
最も楽しかったことはもちろん契約を頂けた時です。
行ってきたことが合っていたという満足感と自分が会社にお金を生み出し貢献しているという達成感が得られ
社長に報告する時はわくわくしました。
さらに最新号が出て自分が受注したクライアントの広告や取材内容が掲載されている実物を手にした時、
自分がこのページを作っている、盛り上げていると実感できます。
最後にクライアントから「君の熱量が合ったから契約したんだよ」、と言われた時も嬉しかったです。
辛かったことは自己管理と仕事量の多さです。
オフィスがない中でいつどこでどんな仕事をしてもいい、
サボるのも自分次第でどの行動が正解かわからない。自分のモチベーションを強く持つのが辛かったです。
また学生あがりな自分にとって営業だけでない業務(広告発注、取材、コンテンツ依頼、既存クライアントヒアリング等)
のタスク量の多さは効率よく行うことができなく土、日も仕事でした。
雑誌という性質、締め切り日があるので
一つの営業だけでなく様々な業務にも意識する必要があることが難しく、
そういった多いタスクを抱えることが苦手だということを実感しました。
(カフェが弊社のオフィスでした。そんな中始まるどんちゃん騒ぎの生ライブに困惑)
6)これから何を目指していくか、具体的に実行していくこと、日常をどう変えて行くか
このインターンで理想論を聞くことはいくらでも可能だけど
実際に自分がそれを聞いて心から納得して経験し続けなければ聞くだけで身にはならないと感じました。
そのためこれからは実際に社内のメンバーとクライアントと本気の仕事をすることで見えた自分の欠点を改善していきたいです。
具体的には
・素直になること
・時間管理
・相手のことを考えること 等
です。
行動よりも意識を変えるということは本当に難しいものだと感じました。
そのために今の行動に対して上記のことに当てはまるのか、常に疑問を持ち意識し続けることで変えていきたいです。
7)これから行く方に対してのメッセージ
インターン前、私は優柔不断で行く前は経験してもいないことのメリットについて
分かるはずもない漠然としたことをたくさん考えた気がします。
"百聞は一見にしかず"
しかし、結局はやってみなければ自分がどうなるかは分からないので
やらない後悔よりやった後悔の方がいいという結論にいきつきました。
海外インターンの場合、
知らない土地で様々な境遇の社会人、各県から集まるインターン生、外国人とたくさんの経験ができるのでその分オススメです。
知らない女性についていって携帯盗すまれたり、
休暇中タイから帰る時に飛行機に乗り遅れるのも
今じゃいい思い出です。笑
経験が豊富な人は魅力的だと感じます。。
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この海外インターン体験談(タイモブログ)のインターンシップ情報 ベトナムホーチミンにて2015年創刊フリーペーパーの営業・編集インターンシップ
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