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【エチオピアの農村で農家の方々と明るい未来を創りたい!竹重さんの挑戦】

古田佳苗@Tigermov
  • 2018/03/12 00:00
  • エチオピア
  • 新規事業,社長直下
  • インターン後

こんにちは!タイガーモブ古田です。先日まで、実は、エチオピアアデイスアベバに滞在していました。

今はルワンダに入り、STARTUP AFRICAプログラム第2期メンバーとともに過ごしています。

エチオピアは、気候も良く、緑も多く、とても素敵な国です。日本企業はまだまだ出ていないですが、アフリカの中では2番目に人口が多い国です。

 

そんなエチオピアで牧場経営を目指す竹重さん。竹重さんの生き様から少しでも皆さんに何か届けれればと思い、今回急遽執筆しております。新卒で銀行に入り、インドネシア駐在を経て、アフリカのエチオピア起業を目指す重さんの軌跡をご覧ください。

 

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(※竹重さんはとっても優しく、エチオピアへの愛と覚悟が決まっていて生き様がとってもかっこよかったです。ありがとうございました!)

 

ステレオタイプなイメージとは異なるエチオピアをただ単純に好きになった。」

アフリカというと多くの方は、「貧困」「治安が悪い」とイメージを持つかもしれません。自身も、インドネシア銀行員駐在員時代に初めてエチオピアを訪れたのですが、そのイメージは大きく崩れました。世界の最貧国と言われているエチオピアですが、滞在時にエチオピアのあたたかい人々に触れて、一発でエチオピアが好きになりました。みんなポジテイブで明るくむしろ日本人の多くの方々よりも幸せそうに見えることもありました。本当に幸せそうで、素敵だなって思ったんですよね。


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「卒業後は銀行に就職。最初は何でもいいと思っていた新卒入社」

もともと大学時代に英語が超苦手でオーストラリアに1年間ワーキングホリデーに行ってました。建設現場で時給25ドル等、日本の時給の2.5倍くらいの値段で働けて、意外と世界中を見渡したら仕事はあるなと思いました。

その後、就職活動をして、最初は何でも良いと考えていたので、大手銀行にそのまま就職しました。

 

「海外駐在の機会を頂いた大手銀行での海外経験」

入社して4年目でインドネシア駐在のチャンスを得ました。トータル2年半駐在をしていました。もともとアフリカ将来性には興味があり、もう会社を辞めてアフリカに行こうと思っていたタイミング(会社を辞める半年前)で、1週間ほどエチオピアに滞在しました。アフリカの中ではジンバブエ・エチオピア・マダガスカルの3つに注目していました。もともと情報がないところ、人のやらないことをしていくのが凄い好きだったのでアフリカ大陸でもこの3ヵ国が気になっていましたね。その時に一番行きやすかったのがエチオピアで、行った時に自分はここで事業を立ち上げようと決めました。それから銀行をやめ、半年後にはエチオピアに来ていました。

エチオピアは、アフリカ大陸の中でも特に人口が多かったり、経済成長の余地が大きいと感じる一方で、日本企業の進出が遅れていることもエチオピアを選んだ大きな要因となりました。最大のモチベーションは、この国の人たちが好きだからこの国の人たちと一緒に意味のあることをしたいということですね。

 

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(※インドネシア時代の同僚たちとの写真)

 

「エチオピアで事業を始める道のりは険しい。」

2016年2月にエチオピアに入り半年位事業ドメインを探し求める日々でした。牧場だ!!と決めた後、一度日本に帰国し、牧場で修行をしました。その後は法人設立の準備や、事業予定地の選定などなど、怒涛の日々がはじまりました。現在は、事業開始の第一歩として地域の農家の方々から生乳を購入させていただき、乳製品の加工工場を作ることを目標に、現地の農家さんと地道に話を進めています。

 

「エチオピアの農村で農家の方々と共に夢を実現したい!それが全ての原動力。」

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(※現地の酪農家さんたちのミーテイングにジョインする竹重さん)



この国には援助じゃない、開発の仕組みが必要だと思うんです。長いことエチオピアに対して世界中の先進国から多くの援助が行われてきました。それでも産業の成長が不十分で引き続き世界の最貧国であり続けるのは、援助団体が彼らにHowを教えてこなかったからでは、と疑問に思うようになりました。もちろん、ファーストエイド的な援助が必要なのは、間違い無いと思うのですが、本気でこの国の方々に寄り添って、長いスパンで事業を通して貧困を含む問題に取り組む人がもっとたくさんいてもいいのかなって思います。自分がやりたいのは、長い目で彼らとともに生きていくこと、それには、彼らに安定的な収入を得る機会を創出することがすごく重要だと思っています。

 

このコミュニテイの為にも自己実現の為にも、何があっても前に歩を進めるしかないんですよね。

 

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(※エチオピア地方の農村にて、地域の農家の方々と。)

 

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今回インタビューをさせて頂いた竹重さんは現在、酪農事業の事業化の為に現在クラウドファンデイングを実施しています。

 

【エチオピア】ググマ村とカタナ村で200世帯の酪農家と稼げる仕組みを創りたい!

プロジェクトに興味のある方・支援したいと思った方は、ぜひ下記のURLをクリックください。

>>https://camp-fire.jp/projects/view/79627

 

タイガーモブでは日々、人生の選択肢をもっと増やしていけるように、人生のチャンスをつかんでいけるように、情報を発信しています。



引き続きどうぞ宜しくお願い致します。

 

古田佳苗@Tigermov

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