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【インタビュー】~実は私、一度高校辞めてるんです。~M.Sさん〜

タカ@カンボジア
  • 2016/11/18 00:00
  • カンボジア
  • 営業,企画・マーケティング,新規事業,社長直下
  • インターン中

こんにちは、かじです。

会社内のインターン生を紹介しよう企画第2弾。今回はM.Sさんにお話を伺いました。

 

 

M.Sさんはカンボジアの商社でのインターンを約8か月経験(2016年11月現在)。

 

大変な過去に負けず、むしろ原動力として今の行動に繋げています。

 

 

“平凡な私だけど、どん底を経験したから強くなったんです。”

 

 

“後悔しない生き方をする。“

 

 

そう笑顔で語る彼女の背景は何なのか。

 

 

強い想いが分かる、インタビュー記事です。どうぞ。

 

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<実は私、一度高校を辞めてるんです。>

――高校を辞めたとお聞きしています。早速ですが、どうして辞められたのでしょうか?

 

 

結論からいうと、学校に馴染めなかったからです。

 

私の高校は受験勉強に重きを置いており、クラス一丸となり有名大学へ行くぞ!という雰囲気でした。

 

でも疑問を感じたんです。“なぜ有名な大学に行かないといけないんだろう?”って。

 

 

ただ上から押し付けられた方法でしか物事を行っていない自分に嫌気がさし、それが原因で受験勉強一筋となっているクラスに馴染めませんでした。

 

 

それで不登校などを繰り返し、結局高校3年生の春に退学しました。今思うと卒業間際だったから、在籍してても良かったかもしれないですね。笑

 

それで、通信制の高校へ転入しました。

 

 

――高校を辞めるとなると、ご両親の反対はありませんでしたか?

 

 

両親からは泣かれました。それはそうですよね。娘が高校を退学するとなったら必死になって止めるのが普通だと思います。

 

 

ですが泣かれたのが原動力となり、これからは絶対頑張るぞという気持ちになりました。そして、猛勉強の末通信制の高校を卒業し、APUという国際色の強い大学へ入学しました。

 

 

<びびっと感じた大学へ>

 

――独学で卒業し、試験を突破し入学されたのは素直にすごいと思います。どうしてAPUに興味を持ったのでしょうか?

 

 

高校の時に海外へ修学旅行で行き、自分がなんて小さな世界で生きてたんだろうって気づいたからです。そこで大学では海外の学生と多く交流できる所に行きたいなと思いながら、大学一覧みたいな雑誌を読んでいました。

 

 

すると、嘘みたいな話ですがAPUにびびっときたんです。笑

 

 

それでこれは運命に違いない!と感じたので、受験を決意し猛勉強の末合格しました。

 

 

<お互いの文化を融合して良い物を生み出したい>

 

――それがどうして今のインターンに繋がるのでしょうか?

 

 

まず前提として、APUはアジアの学生が多いです。そこで色んな考えに触れて、多様性というものを感じました。

 

 

それでアジアに興味を持つようになり、フィリピンへ語学留学とボランティアに行きました。特にボランティアの経験が大きくて、初めてストリートチルドレンを見たんです。

 

 

すごく衝撃でした。彼らはお墓に住んでいたんです。フィリピンのお墓って1つ1つがすごく大きいので、そこに住めるんです。そんなの日本だったら考えられないじゃないですか、お墓に住むんですよ。

 

 

でも、お墓に住んでいる子供たちはとてもキラキラしていました。すごく貧しくて、日々の食べ物もロクに無いはずなのに、目が輝いてたんです。

 

 

――確かに東南アジアの方々は陽気だと感じることが多いです

 

そうなんです。そこで私は「本当の幸せって何なんだろう?」と考えるようになりました。

 

 

日本では物は豊かにあるのに、いじめや自殺などのニュースが続いています。笑顔がたくさんあると、私は感じませんでした。

 

 

それで、漠然とした思いが生まれました。“お互いの国の良い所を融合すれば、もっと世界は良くなるはずだ”って。

 

 

しかし、ボランティアで私の想いは達成できないと考えました。なぜなら一方的に助け続けるのでは、持続性がないと感じたからです。

 

 

そこで、私はビジネスとして東南アジアと日本を繋げたく、このインターンへの応募を決意しました。

 

 

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<学校を辞めた代表として、背中を見せないと。>

 

――それだけの想いを持たれていたのですね。でしたら、理想と現実のギャップなどはありませんでしたか?

 

 

かなりありました。最初の数ヶ月目までは代表に「日本に帰った方がいい、危険だから。」と言われていました。笑

 

 

なぜかというと、新興国&インターンという環境に全く慣れなかったからです。甘えかもしれないのですが、日本と全く環境は違うし、私が会社に来たときは、私1人しかインターン生がいませんでした。詐欺にあいかけたこともあります。笑

 

 

その中で日々悩んだりすることがあっても、話せる人がいないから一人で閉じこもっていました。それが原因となり、部屋に引きこもってインターンに行かないという日もありました。笑

 

あの時は本当に全てが暗く見えて、どん底に叩き落されていた気持ちでした。

 

――そんなに追い込まれていたのですね。そこからどのように立ち直ったのでしょうか?

 

 

とある方に相談したのがきっかけで立ち直りました。私はその時、環境に慣れないのは会社のビジョンに共感できてないからだと思い、インターン先を変えようと思っていました。

 

 

ですが、びしっと言われたんです。「理想を語ってるけど、会社に行くとか基本的な仕事もできてないのに何がしたいの?」って。

 

 

確かにそうですよね。今いる会社で出社もロクにできてないのに、次に行っても上手くいく可能性なんか限りなく0に近い。

 

 

また、高校を辞めてる者代表として、良くない評判を残したくありませんでした。私がここでインターンを辞めてしまうと、「やっぱ学校を辞めた人はどこに行っても続かない。」という印象がついてしまう。

 

 

そのイメージをどうしても壊したくて、学校を辞めた人でもここまで変われるんだって見せたくて、自分を奮い立たせました。

 

<最後に頼れるのは自分>

 

――そんなインターンシップを通じて、価値観は変わりましたか?

 

 

すごくポジティブになりました。先ほどの追い込まれた原因なのですが、自分しか頼れる人がいなかった環境のおかげです。笑

 

 

結局「必ずできる」って自分を信じるしかなかったんです。

 

初めは小さな失敗で1日中落ち込んだのも多々ありました。

 

 

それが、この失敗は次の成功の糧になる、とポジティブに捉えられるようになり、2時間ぐらいで立ち直るようになりました。

 

 

小さな変化かもしれませんが、私にとっては大きな大きな変化でした。

 

 

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※シェムリアップでインターン生3人と取った写真。

 

<後悔しない人生を送って欲しい>

 

――今までの努力が報われて、そのような変化を体感できたのでしょうね。そんな経験を通じて、杉尾さんはこれからどんな風になっていきたいのか教えて頂きたいです。

 

 

正直まだ明確ではありません。何を通して社会に貢献したいかがまだ定まっていないからです。

だからこそ、インターン中に多くの方々に会い、好き嫌いせず仕事に向き合い、経験を積むことで決めたいと思っています。

 

 

――最後に、インターンシップを検討している人に向けて一言お願いします!

 

 

休学したり海外に行くのが全てではないということです。海外インターンがすごいわけでもありません。留学やインターンは、将来の目的達成のための手段にすぎません。

 

だから、まずはなぜ行きたいのかを真剣に突き詰めてください。自分の周りが反対するのなら、相談相手を広げて多くの人からコメントを貰ってください。それで、考えて考えて、他人に流されず自分で決断して欲しい。

 

 

なぜかというと、他人の決めた人生だと後悔するからです。

 

私のモットーは“後悔しない生き方をする。”なのですが、それを実践して欲しいなと思います。

 

 

また大学での1年って長いように感じるけど、人生の中で見たら小さなものです。

 

 

だから考えて、それでどうしても行きたいなら、ぜひ行ってください。本当の熱意があれば、周りだって必ず説得できます。

 

 

私が言えるのは1つです。

 

 

“後悔しない生き方を、してください。”

 

 

――ありがとうございました!

 

 

・・・

 

 

こんなに短期間で価値観が変わった人を見たことがあったでしょうか。彼女は海外インターンを経験することで、自立して自分の確固たる信念を持つ大学生になったのかなと感じました。

 

 

辛くて、逃げたくて、帰りたい。

 

 

そんな時期を乗り越えて、今もなお走り続けている彼女は、とてもとても素敵でした。

 

タカ@カンボジア

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