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スタートアップのベンチャーを知る

Nana
  • 2016/11/07 00:00
  • フィリピン
  • 新規事業
  • インターン中

(1)ベンチャー企業のイメージ

私はスタートアップのベンチャーでインターンしているのですが、スタートアップベンチャーって実際何?と思う方も多いのではないかと思います。

 

私は大学では経済学部に在籍していて、授業に事業創造論というものがありました。ベンチャー企業の社長さんや幹部の方がいらっしゃって講演される大学の授業によくあるやつです。私はその頃ベンチャー企業に興味があったわけではなく、5限で楽単という噂を友人から嗅ぎつけて受講していたのですが、今ではもっとちゃんと聞いておけばよかったなと後悔しています。

 

その頃は “ベンチャー企業”という言葉のイメージがかなりふわっとしていて、私にとっては得体の知れない「私が知らない会社の集合体」でした。

 

この概念は今の大学生的な考え方を如実に表していると思うのですが、私の大学の友人のほとんどが誰もが名前の知っている大きな会社に就職します。就活時によく言うのが「外資とベンチャーは面接の練習」です。面接時期が日系の大手企業より早いからです。

 

もちろん他の大学に通っている人の意見をたくさん聞いたわけではないのでわかりませんが、私のような言葉を耳にしている大学生は多いのではないかな?と思います。

 

このような言われ方が蔓延しているとどうしてもベンチャー < 大手企業というイメージがつきますよね。私も同じイメージを持っていました。

 

 

(2)大手企業とベンチャー企業
どうしてそんな構図が発生するのだろう?と考えた時、多分私はベンチャー企業というものをあまり理解していなかったのだと感じます。

 

ベンチャー企業という言葉をググってみると
“ベンチャー企業の定義は一般的に、新しい技術や高度な知識を基に、既存の大企業では実施しにくい創造的・革新的な経営を展開する企業を指すとされています。近年ではIT業界を中心に「スタートアップ企業」という言葉も浸透してきています。”
と出てきました。 かなり抽象的です。

 

調べてみると日本の全労働者数6600万人に対し一部上場企業に勤める人は800万人程度、約12%ほどです。事業所数でいうと99%が中小企業のようです。

 

 

(3)スタートアップのベンチャーで働く
私達の会社は7月に設立されました。設立当初はアカウンタントがいなかったので、1人の社員さんが自分の業務とは別にアカウンタント業務も行っていました。私は法人設立の分野を担当していたのですが、何度も何度もSECに行って私自身も全くわからない会社登記のシステムの方法をタガログ語 ( フィリピンの母国語 ) と英語が混ざった説明を聞き、各種リクワイアメントに書かれている全くわからない語彙と戦ったのをすごく覚えています。

 

ところがフィリピン人のスタッフが増え、アカウンタントという部署ができ、ペティーキャッシュの申請先が変わり、私がやっていた業務はフィリピン人に引き継がれました。適材適所です。会社ってこんな風に立ち上がっていくんだ!というのを肌で感じました。

 

そしてフィリピン人スタッフに引き継がれた分、各自違う業務に割く時間が増えるようになります。そうすると今までやっていたこととは全く違うこと、例えば会社のビジネスモデルを考える、HPを作る時間、が増えるたりするのです。

 

そしてここがベンチャーだなと感じる事なのですが、すごく流れが速い。そして仕事の幅が無限にある。法人設立の業務をしていたと思ったら、次の仕事が動画の編集だったりします。その間にもWebマーケティングについて考えたり、ビジネスモデルについて学んだりします。部署が無数になく、従業員がたくさんいないからできることです。

 

 

(4)どんな会社で働くべきか
ベンチャー企業はブラックだと聞いたりもしましたが、1つのビジョンの為にたくさんのことを少人数で遂行していくのですからそれはやることも多いです。やることが多い分、色んな分野のことを知る必要があります、それが世に言う経験が積めるとか成長できるというワードになるのだと思います。

 

私も日本に帰ったら就職活動をします。ベンチャー企業で働くのか大手企業で働くのか、その決断が吉と出るのか凶とでるのか。でも、もし自分が大好きなことの為に寝る間も惜しんで働けるならそれは楽しいなと、一方で定時でおうちに帰れても自分が嫌なことならつまらないな、と私は感じます。本当に人それぞれだと思います。「 適正 」です。私のお友達は定時に帰れるのがプライオリティーと言っていました。

 

私のオピニオンとしては将来なりたい自分を逆算して就職先を決める、です。社員の瀬川さんとお話ししていてすごくすごく納得しました。

 

みなさんは将来どんな生き方をしたいですか?

 

今回のブログが少しでもベンチャーのイメージを具体化するものになれば幸いです!

Nana

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