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【人材業界×営業】「私は所詮インターンだから」では負け

Tommy@台湾
  • 2016/07/05 18:32
  • 台湾
  • 営業
  • インターン中

こんにちは。台湾でインターンをさせて頂いているトミーです。

 

台湾

 

台湾にきて早6ヶ月。

残り3ヶ月で日本に戻らなくてはならない為、

新たなインターン生が来て欲しいなあと思っています、、、

 

そこで今回は、

-『営業マンのインターンって一体なにやっているの?』

というテーマでブログを書きたいと思います。

 

■こんな方に読んで欲しい!

・今後海外インターンを考えているがどこにしようか悩んでいる方

・この記事をクリックしてくれた方

上記に一つでも当てはまる方は、最後まで読んでくださると嬉しいです!

 

★記事の流れ

・そもそも人材業界ってなに?

・基本的な仕事の流れ

・私の一日スケジュール

・業務をこなす上で得たもの

 

■ そもそも人材業界ってなに?

私は台湾にある日系人材紹介会社で営業マンとしてインターンをしています。

ただ、私は台湾に来るまで人材業界ってどんなものか1ミリも知りませんでした。笑

恐らく人材紹介がどんなものかと説明できる方は多くないんじゃないかなって思います。

 

簡単に言えば、

こんな人材が欲しいなあ・・・と思う企業と、

こんな会社に入りたいなあ・・・と思う求職者を

くっつけてあげるお仕事です。

人「やったー!念願のA会社でお仕事ができる!」

企業「よっしゃー!いい人がうちに入ってきてくれた!」

 

この双方の笑顔を作り出す為に、人材紹介会社が存在します。

たくさんの人を紹介できれば、それだけ笑顔になる企業と人間が生まれます。

 

仕事は全て人間が生み出すものなので、

社員が良くなれば企業の業績も上がり、将来長い目で見て、

国全体の景気もよくなり、みんながハッピーになる。

・・・こういったお仕事です。

 

基本的な仕事の流れ

①ひたすらテレアポ、飛び込み営業

まずは、こんな人材が今欲しいんだよと困っている会社を探し出すところから始まります。

海外に拠点を置く日系企業対象なので、比較的大手の会社が多いですが、

やはり名の知れた大手商社から、非常に専門性が問われるメーカー等、

業種業界問わずとにかくアプローチします。

 

②企業を訪問し、お話を伺う

求人募集のある会社が見つかればアポをとり、

そして海外拠点の社長のもとへ訪問し、詳しいお話を伺います。

 

③人材紹介サービスの提案を行う

商談の中で人材紹介サービスを利用して頂けるように提案をし、

実際に紹介をしていきます。

 

④自社に登録している台湾人求職者の中から、企業に合いそうな人材を探す

同時並行で、ウチに登録に来る台湾人求職者とお話し、

企業に紹介しても良い人材か見極めます。

(実際に求職者とやり取りするのは、ウチの台湾人スタッフの皆さんがしてくれます)

 

⑤企業と人材のニーズがマッチした場合、企業から紹介料を頂く

ウチから紹介した人材に企業から内定が出て、

なおかつ求職者もその会社に行きたい!となった場合、

紹介料を企業から頂きます。

 

こんな流れです。超シンプル!!!

簡単に言えば私たちのビジネスは、できるだけ多くの人間を企業に入れることです。

 

契約成立

でも、ここで問題になるのが、ウチが扱っている商品は、

物ではなく「人」だというところです。

企業も求職者も人なので、どうしても感情が絡んできます。

突然面接に行けなくなった、入社前日にやっぱ辞退したい、、、

人間何が起こるかわからなく、その度に私たちが頭を下げなければなりません。

 

また、どんなに時間を費やしても、

数度の面接をクリアして入社まであと一歩のとこまで辿り着いたとしても、

最終的に、転職希望者と求人企業の双方が合意し、内定・入社に至らなければ、

1円も利益は生み出せないということです。

なかなかうまくは行かない仕事です。

 

■ 私の一日スケジュール

ウチの会社でインターンをしている人は、現在3名いるのですが

(全員タイガーモブさんからの紹介です)、

3名ともみんな現役の学生ですが、スケジュールはバラバラです。

午前中に語学学校へ通っている人もいれば、週3回の勤務の方もいます。

 

私は語学学校に通っていなくて、毎日朝から夜までインターンという生活をしているので、

今回はそのパターンのスケジュールを紹介します。

 

6:00  起床

8:10  出社(一日のスケジュール作成、目標数値の設定、メールチェック等)

9:00  朝礼(その日の目標数値をみんなの前で発表します)

    前日に獲得した求人情報を全員に共有

    テレアポでの新規開拓(日本語以外に中国語・英語も使用)

    企業へ訪問し商談・求人獲得(台北は狭いので平均片道30分程度で大体のとこまで行けます)

12:00 お昼休み(台湾のご飯は本当うまい!)

13:00 企業へ訪問し商談・求人獲得

15:00 求職者と企業の双方に面接調整

    書類審査のフィードバック回収

    面接実施のフィードバック回収

18:00 終礼(その日の実績数値をみんなの前で発表します。目標数値を達成しないと気まずいです。)

    企業へ候補者の履歴書を送る

    その日に獲得した求人をシステムに入力、メールで全員に共有

    データベースで良い人材がいるかどうかマッチング

    明日の訪問予定先の下調べ、資料準備

    ミーティング、反省会

    ※合間にご飯食べ行ったり買ってきたりする

23:00 退社

23:50 帰宅。風呂。

01:00 布団に倒れこむようにして就寝

ざっくりですが、こんな生活を送っています。

 

「ハード」です。笑

 

逆に言えば、社員同様の仕事をさせてもらい、社員同様の目で見てもらえてくれている為、

自己成長という意味では、ありがたい環境かなと思っています。

 

台湾の街

 

日本にいる頃は、朝10時に目覚めて、

「あぁ、2限切ろう」とかそんな生活ばっか送っていたので、

この生活リズムで毎日過ごしているのが考えられません・・・笑

 

■ 業務をこなす上で得たもの

結論から言えば、

①コミュニケーション能力

②様々な業種業界の知識

③数字コミット能力(最後まで追い続ける力)

上記の能力は少なからず伸びただろうなと感じます。

 

①コミュニケーション能力

営業マンをやる以上、上げざるを得ない能力でした。

毎日、様々な海外拠点長と11で商談を進めるうえで、

立ち上げ段階のウチの会社とどうすれば契約してもらえるか、というのを常に考えます。

私と30歳くらい年齢がうえの方もいますし、正直言うとめちゃめちゃ怖い人だっています。

そんな人たちと会話をする中で、年上の人との会話の仕方だったり、

相手を説得させるための話の構成だったりを学びました。

 

②様々な業種業界の知識

商社・メーカー・金融・広告など様々な業界の方とお会いする中で、

下調べ含め、実際にどんな人材を欲しているのか、というお話を伺います。

要は私たちはその会社の人事の代わりとして仕事を担う為、

その会社のことを誰よりも深く理解していなければ絶対にいい人材を紹介することはできません。

 

それに加え、個人的には、もし自分がここの会社に就職するとしたら、という気持ちで

お話を伺うことができる為、自分の将来のビジョンとしてどんな職業が合っているのかとか、

大手商社はこういう人材を欲しているんだなとか、

そんなお話を海外拠点長から直接伺うことができます。

 

将来、どんな仕事に就こうかまだ決めていない私からすれば、

人材紹介のインターンを通して、

様々な企業の分析をすることができます。一石二鳥です。笑

 

③数字コミット能力(最後まで追い続ける力)

とにかく諦めないで前を向き続けるという根性の話です。

営業マンは自分の頑張りが数値として目に見えます。

達成のために、この日までにこれをやり、そのためには明日までにここまで仕事を終わらせなければならない・・・

 

などと、考えながら仕事をする日々です。その日々の中で、絶対に達成しなければならない、

達成しなければ会社の存続に直結する、という危機感の中生活を送っているため、

諦めない根性というものは少なからず強くなったなと感じます。

 

台湾の街

 

■「私は所詮インターンだから」と思ったらそこで負け

と、まあこんな感じのインターンシップ生活を送っています。

 

まさかこの記事がこんなに長くなってしまうなんて思いもしなかったのですが(笑)、

まして、最後まで読んでくれている人が果たしているのかという感じですが(笑)、

以上私がどんな仕事をしてきたか、という紹介でした。

 

ここのインターンは社長直下でいろんなことを教えてもらい、

いろんなフィードバックをもらいます。

 

インターン開始3日後には上司の訪問に同行し、

1週間後には一人で企業説明ができるレベルを求められました。

2週間後には、もう一人で訪問に行かなければなりません。覚えることだらけで、

がむしゃらになってた当時を思い出します。まあ今も毎日必死なのですが・・・!

 

厳しいことを言われる日もありますが、ここで大事になるのが

「私は所詮インターンだから」と思ったらそこで負けということです。

「私はインターンだけれども、でも」と常に上を向けと先輩に言われ、

今日まで6ヶ月突っ走ってきました。

 

そして私を一人の社員として見てくれるこの環境ってすごく有り難いことですし、

貴重な経験をさせて頂いているなと実感します。

 

私は7月に日本に帰りますが、その後は新たなインターン生に来て欲しいと思っています。

この記事を見てくれた人の中に、私もここでインターンしてみたいなと思ってくれた人がいれば幸いです。

気軽に連絡ください(笑)

 

※休日はしっかりオフ!台湾の夜市は美味しいものたくさんありますよ!!!

 

夜市

Tommy@台湾

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